サンダーの新ヘッドコーチ決定、マーク・デイグノートACが内部昇格

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11月11日(日本時間12日)、オクラホマシティ・サンダーがマーク・デイグノートを新たなヘッドコーチに任命したことを発表した。デイグノート新HCは2014年から2019年までGリーグのオクラホマシティ・ブルーのヘッドコーチを務め、2019-20シーズンはサンダーでアシスタントコーチを務めていた。

以下、チームの公式リリース抄訳。

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エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのサム・プレスティは「マークがオクラホマシティ・サンダーのヘッドコーチに就任することをとても喜んでいます」と語りました。

「彼は2014年にチームに加入して以来、とても無欲で効果的なリーダーとして活躍してきました。マークは価値観を大切にするリーダーであり、継続的に学んでいく姿勢が強く、コート内外でもこの組織の再出発に貢献し続けてくれる存在です。ブルーで長らくヘッドコーチを務めていたこともあり、彼の年齢でこれほどの経験を持ち合わせているのは稀有なことです。周りの選手とスタッフの両方にさらなる力を与えることができる能力をこれまでも示しており、常に進化し続けるこの業界の中で、チームとしてのアプローチを近代化していくことに貢献してくれると確信しています。何よりも、マークはオクラホマシティへの信頼と献身を持ち合わせています。我々の州のためにも素晴らしい大使となってくれるでしょう」。

2014年にオクラホマシティ・ブルーのヘッドコーチとして組織入りしたデイグノートHCは、サンダーにとって歴代4人目のヘッドコーチとなります。

サンダーのクレイトン・ベネット会長は「この組織の中で、マークがコーチとして、そしてリーダーとして成長していくのを見るのは圧巻でした」と話しています。

「彼にとってオクラホマシティはすでにホームであり、サンダーとこのコミュニティの誇らしいメンバーです。彼がコート内外で素晴らし仕事を成し遂げてくれることに自信を持っています」。

2019-20シーズンにサンダーのコーチングスタッフ入りをするまで、デイグノートHCはブルーのヘッドコーチを務めています。通算143勝107敗(勝率 .572)の成績で、3シーズン連続でディビジョン制覇、4度のプレイオフ進出を果たしています。最後に指揮した2018-19シーズンでは、チーム記録となる34勝を記録しています。同シーズン中、Gリーグ月間最優秀ヘッドコーチに2度選出されました。

デイグノートHCは「サンダーのヘッドコーチを務める機会を得られたことは、本当に特別な名誉です」と述べました。

「オクラホマシティに来てから6年間、私はこの組織への深い献身を築き、ホームと呼べる特別なコミュニティへの愛情を育みました。ここに来た初日から、私の価値観はチームのものと常に一致していました。これからも、コート内外でその価値観をしっかりと体現していくことを楽しみにしています。この機会を与えてくれたことに、ミスター・ベネット、サム、そしてこの組織全体に感謝しています。私のキャリアを通して、支援してくれたコーチ、スタッフ、そして特に選手たちに対しても感謝の気持ちでいっぱいです」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ