11月14日(日本時間15日)、オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたブルックリン・ネッツ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、ケビン・デュラントが33得点の活躍を見せたネッツが120-96で大勝した。
第2クォーター中盤まではリードの奪い合いとなっていたが、ネッツはデュラントが前半に18得点の活躍を見せ、61-48のリードでハーフタイムを迎えた。第3Qにシェイ・ギルジャス・アレクサンダーの3ポイントショットでサンダーに8点差まで詰め寄られたものの、第3Q終了時点でネッツが90-74とリードを広げた。
続く第4Qに入っても、今季あげた5勝のうち4勝が16点差以上を逆転しての勝利だったサンダーに対して、経験豊富なネッツは追い上げを許すどころか、さらに引き離してサンダーを下した。
サンダーに勝って10勝4敗となったネッツは、デュラントが17本中9本のフィールドゴールを決めて33得点、8リバウンド、4アシストをあげ、ジェームズ・ハーデンは3Pが8本中1本成功と不調だったが、16得点、13アシストでダブルダブルを達成している。
ベンチから出場したミルズが自己最多となる9本の3P成功を含む29得点(ベンチ出場で9本の3P成功は球団最多記録)、ラマーカス・オルドリッジが15得点、8リバウンドを記録した。
ネッツのスティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは「ミルズはアグレッシブだった」と話す。
「彼のショットは当たっていた。重要な場面で3Pを決め、我々のオフェンスに活力を与えてくた」。
今季最長の遠征で6試合を戦って5勝1敗としたことについて、ミルズは「この遠征で多くのことを学んだ」と述べた。
「お互いのことをより理解することができた。とにかく一歩一歩進むだけだよ。僕たちはとにかく毎試合良くなっていきたいんだ」。
一方、連勝が止まったサンダーは、ギルジャス・アレクサンダーが23得点、6リバウンド、ドートが20得点(3試合連続20得点以上はキャリア初)、3リバウンドを記録した。
サンダーのマーク・デイグノートHCは「このチームは競うことやレスポンスに長けているが、今夜は(反撃の)火がつかなかった」と語った。
若手選手の多いサンダーについてナッシュHCは「よく指導されたチームで、シェイという素晴らしい選手がいる」と同じカナダ出身のギルジャス・アレクサンダーに触れた上でこう続けている。
「これからキャリアを築こうとしていて、非常にハードにプレイして、ステップアップするチャンスを持った選手がたくさんいる。そういう選手達が調子に乗ると、大変なことになる可能性があるんだ」。