八村塁が今季最多タイの21得点 ウィザーズはニックスに敗戦

YOKO B

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ワシントン・ウィザーズの八村塁は4月9日(現地8日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われた今季ホーム最終戦のニューヨーク・ニックスとの試合に先発出場した。チームは92-114で敗れ、2連敗となった。

12試合連続で先発出場となった八村は、28分14秒の出場で、3ポイントショット5本中3本を含むフィールドゴール14本中8本成功、フリースロー4本中2本成功の今季最多タイ21得点(2度目)をマーク。そのほか、3リバウンド、1アシスト、1ブロックを記録した。パーソナルファウル1、ターンオーバー0、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-14だった。

第1クォーター残り10分35秒、八村はプルアップジャンパーでこの試合初の得点を記録すると、次の攻撃では3Pを沈めてチームの10-0のランに貢献。同6分39秒でアンソニー・ギルと交代でベンチに下がり、同2分17秒にアイザイア・トッドの代わりに再登場した八村は、同1分53秒にはターンアラウンドのジャンプショットを成功させた。

続く第2Q残り11分13秒、八村は積極的にドライブを仕掛けてレイアップを決め、その直後にはニックスのオビ・トッピンのレイアップを後ろからブロック。さらに同7分24秒、ゴール下でタフなプルアップジャンパーを決めてアンドワンも獲得し、FTもきっちり沈める。

第2Q残り7分8秒でトッドとの交代でベンチに下がり、同3分22秒にはコーリー・キスパートと交代でコートに戻った八村は、同2分3秒と1分19秒にそれぞれ3Pを成功。前半だけで17得点を記録した。

後半に入り、八村は積極的にジャンプショットや3Pを打ったが加点にはつながらず、第3Q残り3分59秒にギルと交代した。

ニックスに20点差をつけられて迎えた第4Q、八村は残り7分46秒に再びターンアラウンドジャンプショットを決めてファウルを獲得。FT1本を沈めて21得点を記録すると、同7分39秒にトッドと交代し、この日のプレイを終えている。

ニックスのトッピンのダンクや4点プレイで9点のビハインドを背負ってハーフタイムを迎えたウィザーズは、後半に入ってもニックスの勢いを止められず、第3Qに広げられた22点のリードをほとんど縮めることができないまま黒星を喫した。

2連敗となったウィザーズは、ハウル・ネトが14得点、デニ・アブディヤが11得点、4リバウンド、3アシスト、ダニエル・ギャフォードが9得点を記録した。

一方、ニックスは、トッピンが35得点、4リバウンド、イマニュエル・クイックリーが23得点、10アシスト、6リバウンド、エバン・フォーニエが17得点をマーク。そのほかには、RJ・バレットとタージ・ギブソンも二桁得点を記録している。

ウィザーズ(35勝46敗)は4月11日(同10日)、敵地でシャーロット・ホーネッツと対戦。一方のニックス(36勝45敗)は同日、ホームでトロント・ラプターズを迎える。両チームとも次戦が今季最終戦となる。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。