5月11日(日本時間12日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれたニューヨーク・ニックス対ロサンゼルス・レイカーズの一戦はオーバータイムまでもつれる激戦となり、テイレン・ホートン・タッカーが残り21.1秒で決勝3ポイントショットを決め、レイカーズが接戦を制した。
リードの奪い合いで、第4クォーターを76-73のリードで迎えたニックスは、連続得点で85-75と二桁リードを作った。しかし同クォーター終盤にレイカーズが反撃を見せた。
残り1分37秒でローズの得点でニックスが2点リードしたものの、その後3度のポゼッションで得点をすることができなかった。一方でレイカーズは残り3.1秒でウェスリー・マシューズがオフェンシブリバウンドからのプットバックを決め、91-91の同点で試合はオーバータイムに突入した。
オーバータイムでは残り1分11秒でジュリアス・ランドルが3ポイントショットを決めて、ニックスが99-98とリード。しかしレイカーズのホートン・タッカーが同じシカゴ出身で、同じ高校の先輩でもあるデリック・ローズ相手にプルアップ3Pショットを決め、レイカーズが逆転勝利を納めた。
TALEN. HORTON. TUCKER.
— NBA (@NBA) May 12, 2021
The @Lakers guard buries the game-winning triple in OT! #LakeShow pic.twitter.com/n4DJ1ncLm9
レイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「とてもガッツのある選手であることを、あのショットを証明してくれた」とホートン・タッカーを称賛した。
「若い選手にありがちな、良い場面もあれば悪い場面もあった。しかし最後まで落ち着いており、自信を保ったままプレイしていた」。
レイカーズはカイル・クーズマが23得点、アンソニー・デイビスが20得点、アンドレ・ドラモンドが16得点、18リバウンド、ホートン・タッカーが13得点、10アシストをマーク。
敗れたニックスはランドルが31得点、8リバウンド、ローズが27得点、6リバウンド、6アシスト、3スティールを記録した。勝てばプレイオフ出場が確定していたニックスだったものの、次戦まで持ち越しとなった。
レイカーズ(39勝30敗)は12日(同13日)にホームでヒューストン・ロケッツと、ニックス(38勝31敗)は13日(同14日)にホームでサンアントニオ・スパーズと対戦する。