2月24日(日本時間25日)にトヨタ・センターで行なわれたニューヨーク・ニックス対ヒューストン・ロケッツの一戦は、ジェームズ・ハーデンが37得点、6リバウンド、9アシストを記録し、ロケッツが123-112で勝利した。
同日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれたコービー・ブライアントの告別式に参列したハーデンとラッセル・ウェストブルック、PJ・タッカーがアリーナに到着したのは、試合開始70分前だった。ウェストブルックは親指の痛みで欠場している。
ハーデンが前半だけで31得点をマークしたロケッツは、ハーフタイムまでに72-57と15点をリードした。後半のハーデンはクールダウンし、第4クォーターは無得点。121-102と大勢が決した残り3分4秒にベンチに下がった。
4連勝のロケッツ(37勝20敗)は、ベン・マクレモアが17得点、エリック・ゴードンが16得点を記録している。
マイク・ダントーニ・ヘッドコーチは「疲れていたり、いつも通りのルーティンじゃない時でも、彼はああやってできるのは素晴らしいことだ。彼はコツコツと続けるんだよ」と、ハーデンに賛辞を寄せた。
「だからこそ、我々は彼のことを評価するんだ。彼は試合を欠場しない。そして、ただプレイする」。
「長く、とても、とても感情的な日だった」と話したハーデンは、「自分なりの敬意を払うためというのがすべてだった」と述べている。
「ご遺族にお悔やみを伝えるためだ。もちろん、彼女たちにとって、世界全体にとって、つらい時期だ。だから、参列し、自分のリスペクトを示すことは必須だった」。
ブライアントに関する一番の思い出を問われると、ハーデンは「彼の競争的なスピリットだ」と答えた。
「彼はいつも道のりのこと、必ず大変な時期は訪れるということを話していた。ハードワークしたくなかったり、そう感じられなかったりという時があるとね。でも、そういう時にこそ、やり遂げなければいけないんだ」。
一方、4連敗のニックス(17勝40敗)はRJ・バレットが21得点、ジュリアス・ランドルが17得点、12リバウンド、デニス・スミスJr.が15得点を記録している。