11月8日(日本時間9日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたニューヨーク・ニックス対ダラス・マーベリックスの一戦は、マーカス・モリスが今季自己最多の29得点、9リバウンドを記録し、ニックスが106-102で勝利した。
92-92の同点で迎えた第4クォーター、残り5分を切り、マーベリックスは古巣対戦となったクリスタプス・ポルジンギスが3ポイントショットを放つがエアボール。すると、ニックスはここから連続9得点で突き放す。
ティム・ハーダウェイJr.の2本の3Pで追いすがったマーベリックスだが、残り25秒に決まれば同点というルカ・ドンチッチのショットがリングに嫌われて万事休すとなった。
勝利したニックス(2勝7敗)はジュリアス・ランドルが21得点、フランク・ニリキナが14得点、ボビー・ポーティスが14得点、12リバウンドを記録している。
ドラフト全体3位指名のRJ・バレットは、フィールドゴール9本中1本成功の3得点と今季自己最少の数字。フリースローも6本中5本を外した。
デイビッド・フィズデイル・ヘッドコーチは「こんやは彼に困難を乗り越えてほしかったから、コートに残した」と述べている。
「今回はそれができなかったが、次はやってくれるだろう」。
一方、敗れたマーベリックス(5勝3敗)は、ドンチッチが自己最多の38得点、14リバウンド、10アシストでトリプルダブル達成。ポルジンギスが28得点、9リバウンド、5ブロック、ティム・ハーダウェイJr.が14得点を記録した。
2018年2月の試合を最後にニックスを去ったポルジンギスは、「しっかりリラックスして臨めたんじゃないかな」と述べている。
「良いプレイをして前進したかった。相手がどこだろうと、チームが勝つ助けになりたい」。
また、トリプルダブルを達成したものの、8ターンオーバーも記録したドンチッチは、「悪い選択をしてしまった」と、残り25秒のショットを外したことを悔やんだ。
「自分が狙っていたショットじゃなかった。またチームをがっかりさせてしまったよ。もっと良い選択をしなければいけない」。