オースティン・リバースがナゲッツと10日間契約

大西玲央 Reo Onishi

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4月20日(日本時間21日)、デンバー・ナゲッツがフリーエージェントのベテランガード、オースティン・リバースと10日間契約を結んだことを発表した。

リバースは今季ニューヨーク・ニックスで21試合でプレイし、平均21.0分の出場で7.3得点、2.2リバウンド、2.0アシスト、フィールドゴール成功率43.0%、3ポイント成功率36.4%を記録。

これまでニューオーリンズ・ホーネッツ/ペリカンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、ヒューストン・ロケッツ、そしてニックスでキャリア通算573試合に出場している。

トレード・デッドライン間際にニックスからオクラホマシティ・サンダーへトレードされたリバースは、その後サンダーと契約を解除し、新天地を探し求めていた。

ナゲッツはジャマール・マレーが左ひざの前十字靭帯を断裂、モンテ・モリスが左ハムストリングを負傷したことから、バックコートが手薄となっていた。

現在28歳のリバースは、3ポイントショットだけでなく、193cmのサイズを生かしたショットクリエイトとディフェンスが持ち味の選手だ。

デューク大学で1年プレイしたのち、2012年のNBAドラフト全体10位でニューオーリンズ・ホーネッツに指名された。父は現在フィラデルフィア・76ersのヘッドコーチを務めるドック・リバース。


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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。