フリーエージェントのアイザイア・トーマスが、デンバー・ナゲッツとの単年契約に合意したと『ESPN.com』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。ナゲッツ移籍により、トーマスはサクラメント・キングス時代に指導を受けたマイケル・マローン・ヘッドコーチと再びタッグを組む。
Free agent guard Isaiah Thomas has agreed to a one-year deal with the Denver Nuggets, league sources tell ESPN. Thomas will reunite with Michael Malone, who coached him with the Kings.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) July 13, 2018
同記者によれば、トーマスはベテラン最低保証額での契約に合意したという。
トーマスは、昨年の夏にカイリー・アービングを含むトレードで、ボストン・セルティックスからクリーブランド・キャバリアーズに移籍するも、2017年のプレイオフで悪化させた股関節のけがが完治しなかった。昨季中に復帰したものの、トーマスはシーズン途中にキャブズからロサンゼルス・レイカーズにトレードされ、同チームで17試合に出場して平均15.6得点を記録した。
セルティックスで最後のシーズンとなった2016-17シーズンには平均28.9得点をあげ、NBAでもエリートレベルのスコアラーという評価を得たが、健康状態に関する疑問は今も残ったままだ。
ナゲッツは昨季46勝36敗でレギュラーシーズンを終えたが、大混戦となったウェスタン・カンファレンスからプレイオフに勝ち進めなかった。昨季は2年目のジャマール・マレーが先発ポイントガードに起用され、同選手は平均16.7得点という結果を残した。
今夏FAになったウィル・バートンと再契約したナゲッツには、ゲーリー・ハリスとニコラ・ヨキッチというスター選手がいる。トーマスが2016-17シーズンのフォームを取り戻せれば、来季のナゲッツは非常に危険なチームになるかもしれない。
ナゲッツは、負傷歴のある選手の獲得を恐れていない。今年のドラフトでも、ミズーリ大学時代に腰を痛めたマイケル・ポーターJr.を1巡目で指名した。
原文:NBA free agent rumors: Nuggets sign Isaiah Thomas to 1-year deal by Alec Brzezinski/Sporting News(抄訳)