ヨキッチとマレーが揃って30得点トリプルダブルを記録したナゲッツが2勝1敗とリード|試合経過・結果・ハイライト|NBAファイナル2023

大西玲央 Reo Onishi

ヨキッチとマレーが揃って30得点トリプルダブルを記録したナゲッツが2勝1敗とリード|試合経過・結果・ハイライト|NBAファイナル2023 image

6月8日(現地7日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターでデンバー・ナゲッツ対マイアミ・ヒートのNBAファイナル2023第3戦が行われ、ニコラヨキッチとジャマール・マレーが揃って30得点トリプルダブルを記録したナゲッツが109-94で勝利した。この勝利でナゲッツはシリーズを2勝1敗とリードした。

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前半はこれまでよりも積極的なプレイが目立ったジミー・バトラーを中心としたヒートと競り合っていたナゲッツだったが、後半に入ってから少しずつリードを広げていった。

その中心となっていたのがニコラ・ヨキッチだ。32得点、21リバウンド、10アシストと全てにおいてハイレベルなプレイを見せたヨキッチが常に試合を支配する展開となった。

さらに、チームメイトのジャマール・マレーも34得点、10リバウンド、10アシストを記録し、NBAファイナル史上初めてチームメイト同士がトリプルダブルを達成するという偉業も見られた。

試合終盤にヒートが反撃を仕掛けるも、ナゲッツが冷静にファウルゲームのフリースローを決め続け、勝利を手にした。

ナゲッツはヨキッチとマレーのほかに、クリスチャン・ブラウンが15得点、4リバウンド、アーロン・ゴードンが11得点、10リバウンド、5アシストをマーク。

敗れたヒートはジミー・バトラーが28得点、4アシスト、バム・アデバヨが22得点、17リバウンド、ケイレブ・マーティンが10得点、3リバウンド、3アシストを記録した。

第4戦は、10日(現地9日)に再びヒートの本拠地カセヤ・センターで行われる。

以下、テキスト速報形式でお伝えした試合経過、ハイライト、最終スコア。

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スコア・試合経過・ハイライト

チーム Q1 Q2 Q3 Q4 合計
ナゲッツ 24 29 29 27 109
ヒート 24 24 20 26 94
ボックススコア配信

※時刻は日本時間表記。

12:02 - 試合終了! ナゲッツが勝利でシリーズを2勝1敗リード。終盤にインバウンドトラップやダンカン・ロビンソンの3Pなどで一桁までリードを削ったものの、ナゲッツがフリースローを決め続け、逃げ切る。

12:01 - ユドニス・ハズレム登場。

11:53 - しかし3Pが決まり10点差まで詰まったこともあり、ヒートは再び主力に戻す。

11:52 - アデバヨの積極性で反撃するヒートだが、なかなかリードを削ることができず。試合残り2:00で、ヒートがベンチメンバーを投入。

11:44 - ヨキッチが30得点、20リバウンド、10アシストでトリプルダブル達成。30-20-10はNBAファイナル史上初。

11:32 - クリスチャン・ブラウンのハードなプレイと良いタイミングのドライブやカッティングでナゲッツが一気に21点までリードを広げる。

11:20 - クォーター終わりにジミーが得点し、14点差のナゲッツリードで第3Qが終了。

11:19 - ゾーンに切り替わったヒートのディフェンスに対して、クリスチャン・ブラウンがヨキッチのパスに合わせて切り込んで得点。さらにスティールからのダンクも叩き込み、流れはナゲッツ。

11:13 - ヨキッチのスクリーンを使ってKCPがフリーでミドルを決め、ナゲッツがこの試合最大となる16点差のリード。ヒートがたまらずタイムアウト。

11:09 - ナゲッツがサイズ差を使って試合の主導権を握り始める。ヒートがジミーの3Pで反撃の狼煙をあげたかのように思われたが、ヨキッチが自身の3Pですぐに鎮火。

10:58 - 後半開始からナゲッツが連続得点でリードを11点まで広げる。両チーム合わせてこの試合初の二桁リード。

△第3クォーター

ナゲッツ

  • ジャマール・マレー 20得点、4アシスト
  • ニコラ・ヨキッチ 14得点、12リバウンド、7アシスト
  • アーロン・ゴードン 4得点、6リバウンド、3アシスト

ヒート

  • ジミー・バトラー 14得点、2リバウンド、1ブロック
  • バム・アデバヨ 13得点、10リバウンド、1ブロック
  • ケイレブ・マーティン 8得点、2アシスト、1スティール

△ハーフタイム

10:39 - カイル・ラウリーのブザービーター3Pが外れて前半終了。お互いオフェンスでやりたいことがはっきりとしている印象。ヒートはフリーでのショットを何本か外してしまっている印象。ナゲッツはMPJがなかなか乗れていないのが気になるところ。ナゲッツの5点リードでハーフタイムを迎える。

10:29 - ジミーが相手のディフェンスをひきつけてパスを捌く戦略が効果的なヒート。バックドアカットしたケイレブ・マーティンにバトラーがパスを合わせ、リバースレイアップは外れたもののバム・アデバヨがプットバックダンクを叩き込む!

10:22 - ケイレブ・マーティンが連続で得点したヒートに対して、ナゲッツはジャマール・マレーが好調に。自身このクォーター2本目となる3Pでナゲッツが4点リードを奪い、ヒートがタイムアウト。

10:13 - ナゲッツが最大5点差のリードを作るものの、ヒートがゾーンディフェンスとアデバヨを中心としたオフェンスで反撃。連続得点で試合は再び同点に。29-29

10:08 - 第2Q開始からブルース・ブラウンが3Pをきめ、ナゲッツ最初の3P成功。

△第2クォーター

10:04 - 全体的にファイナルでこれまでの積極性が見られていなかったジミー・バトラーが連続で得点。ジミーとヨキッチがそれぞれ10得点を記録し、24-24の同点で1クォーター終了。

9:52 - ヨキッチの得点で逆転したナゲッツだが、ブルース・ブラウンがゲイブ・ビンセントの3Pをファウルしてしまい、FTを3本与える。ビンセントが3本とも決めてヒートが再び2点リード。

9:46 - トランジションでケビン・ラブがKCPからテイクチャージ。ヒートがこの試合最初のタイムアウトを取る。ヒートはここまで3Pが4本中2本決まっており、第2戦から好調なシュートタッチを維持している。

9:43 - 下がって守るヨキッチに対してヒートがアグレッシブにアタックして得点を重ねるのに対して、ミスマッチを作って得点するナゲッツ。

9:40 - 試合最初の得点はアデバヨのリバースレイアップ!

9:39 - ティップオフ! ジャンプボールはヒートのバム・アデバヨが獲得。

△第1クォーター

9:30 - 国歌斉唱。

9:25 - コートに向かう選手たち。

9:00 - 先発メンバー発表。ヒートは第2戦での先発起用が結果に繋がったケビン・ラブがそのまま第3戦もスターターとなった。ナゲッツはシリーズを通して同じラインナップを起用している。

ナゲッツ:ニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレー、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ

ヒート:ジミー・バトラー、バム・アデバヨ、マックス・ストゥルース、ゲイブ・ビンセント、ケビン・ラブ

8:39 - ウォームアップするニコラ・ヨキッチ。

8:30 - 会場入りする選手たち。

7:50 - 今日から2試合はマイアミでの試合。会場では白い『CULTURE』タオルが配布されている。

△ティップオフ前

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※以下、試合前時点の情報。

ナゲッツ対ヒート NBAファイナル第3戦 試合情報

プレビューボックススコアシリーズ展望

ナゲッツ:西地区第1シード(53勝29敗)
ヒート:東地区第8シード(44勝38敗)

会場:カセヤ・センター(フロリダ州マイアミ)
日時(日本時間):2023年6月8日(月)午前9:30
配信:NBA Rakuten

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シリーズ戦績

マイアミ・ヒート 1-1 デンバー・ナゲッツ

試合 日時(日本時間) アウェイ スコア ホーム 配信
第1戦 6/2 (金) 午前9:30 ヒート 93-104 ナゲッツ 戦評
第2戦 6/5 (月) 午前9:00 ヒート 111-108 ナゲッツ 戦評
第3戦 6/8 (木) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第4戦 6/10 (土) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第5戦 6/13 (火) 午前9:30 ヒート   ナゲッツ NBA Rakuten
第6戦* 6/16 (金) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第7戦* 6/19 (月) 午前9:00 ヒート   ナゲッツ NBA Rakuten

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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。