ナゲッツ、ニコラ・ヨキッチはまだオーランドで合流しておらず

Michael C. Wright, NBA.com

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ディズニー施設でのNBAシーズン再開に向け、デンバー・ナゲッツはニコラ・ヨキッチの合流を待ち続けている。

ナゲッツのマイケル・マローン・ヘッドコーチは7月10日(日本時間11日)、Zoomでの会見で、7日(同8日)にウォルト・ディズニー・ワールドに到着したチームに、ヨキッチがまだ合流していないと語った。

マローンHCは「ニコラに関しては、すぐに彼がここに来ることを願っている」と話した。

「彼とは何度も話した。彼が興奮し、ここに来るのを楽しみにしているのは知っている。健康で、元気で、この2日でここに来ることを願っている」。

マローンHCは詳細について話すことを拒んだが、遠征チームに欠けているのがヨキッチだけではないことも明かした。ナゲッツは6月末に遠征メンバーのふたりが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されてから、練習施設を閉鎖している。その翌週には3人目の陽性判定者も出た。

マローンHCは、オーランドに向かう準備が「少し後退した」と話している。

ナゲッツは10日(同11日)に3月11日(同12日)以来となる練習をこなした。マローンHCは「正直に言おう。今、我々はチーム全体が揃っていない。詳細については話すつもりはない」と述べた。

「だが、我々は一部の選手たちがここに来るのを待っている。選手たちとともに、この状況をジムに戻る機会と捉えているんだ。コートに再び立てるように、コンディションを整えられるように、しっかりとした練習で攻守の基本やチームにとっての基本を取り戻せるようにね」。

「しかし、これは、昨年のコロラド・スプリングスでの練習初日みたいなものではない。それとは少し異なる。その点ではすべてが違うんだ。我々はそういうアプローチをしている。ただ、これまで、ここにいる選手たちのコミットメントや責任感、エネルギー、情熱は、素晴らしかったと思う。それが続いていくことを願っているよ」。

『ESPN』や『The Denver Post』の報道によると、ヨキッチはセルビアにいた6月下旬に新型コロナウイルスの検査で陽性と判明した。その後、セルビアでの2度の検査で陰性となったが、リーグのプロトコルでは、オーランドでチームと合流する前に、アメリカでの検査でさらに2度の陰性判定が必要となる。

ポール・ミルサップは「僕たちは彼と話している」と、過去3週間でのZoomを用いたミーティングでヨキッチとコンタクトを取っていると述べた。

「彼はうまくやっているようだ。ただ、現時点で彼の状態は分からないし、言えることはない」。

ナゲッツの遠征メンバーは35名の選手、コーチ、スタッフからなり、出発前2日間の検査で陰性でなかった選手たちはNBAが求める2度の陰性判定を満たせばオーランドでチームに合流できる。

マローンHCは「どれだけの選手がいるのか、誰がいるのか、ビッグマンやそうでない選手がどれくらいいるのか、そういったことが制限されているのだから、間違いなく大変だ」と話した。

「言い訳にしようというのではない。ここにいる選手たちは、ここにいる。コーチングスタッフとして、毎日彼らを最善の状態にできるような道を探していく。我々が意義のある、生産的な仕事をできるようにね。この数日もそうしてきた。コンディション調整はかなり良い状態だと思う。今日の時点で試合できる調子かといえば、それはおそらく違うだろう。ここに来た大半のチームが同じだと思う。ただ、そのための準備を整えるだけの時間と機会は十分にある」。

原文:Nuggets await on Nikola Jokic's arrival in Orlando by Michael C. Wright/NBA.com(抄訳)​


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