ステイプルズ・センターを本拠とするチームは、ロサンゼルス・レイカーズにロサンゼルス・クリッパーズと2つある。それゆえ、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが、21年の長いキャリアにおいて最も多くの試合を戦った場所もこのアリーナだ。
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それでも、ノビツキーはすぐにステイプルズ・センターで最も記憶に残る戦いを挙げることができた。ノビツキーは「(2011年のポストシーズンで)レイカーズをスウィープしたプレイオフでの試合だ」と明かしている。
「あの時の試合は別格だよ。おそらくはあの2試合が最高のゲームだった」。
2011年のプレイオフ、マーベリックスはウェスタン・カンファレンスの1回戦でポートランド・トレイルブレイザーズを沈め、準決勝でレイカーズと対戦した。当時のレイカーズは2連覇中で、スリーピートを目指していたチームだ。
だが、マーベリックスはステイプルズ・センターでの第1戦(96-94)と第2戦(93-81)を制すと、アメリカン・エアラインズ・センターでの第3戦(98-92)と第4戦(122-86)も勝利した。
以降、マーベリックスはカンファレンスファイナルでオクラホマシティ・サンダーを第5戦で沈め、マイアミ・ヒートとのNBAファイナルで第6戦に優勝を飾っている。
ステイプルズ・センターで戦うことについて、ノビツキーは「素晴らしい建物で、素晴らしい雰囲気なんだ。レイカーズとクリッパーズはそれぞれずっと良いチームで、長年にわたって素晴らしい競争をしてきた。だから、ウェスト有数のチームとのプレイを楽しんでいる」と述べた。
2月25日(日本時間26日)のクリッパーズ戦は、ノビツキーにとって通算1500試合出場のメモリアルゲームとなった。ロバート・パリッシュ(1611試合)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(1560試合)、ジョン・ストックトン(1504試合)に続く歴代4位の数字だ。
ノビツキーは「(1500試合目とは)知らなかったな。大きな数字だね」と話した。
「もちろん、ずっとケガをせずにいられたのは幸運だった。大きな負傷をしなかったからね。まだプレイできているのもありがたいことだ。僕はまだ競争を楽しんでいる。だから、シーズンを最後まで戦えることを願っているよ」。
原文: Nowitzki recalls some fond memories of playing in the Staples Center, especially in 2011 by Dwain Price/Mavs.com(抄訳)
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