ダーク・ノビツキーが12月中の復帰を示唆

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ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが、12月中に復帰する可能性を示唆した。

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11月21日(日本時間22日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたブルックリン・ネッツ戦(マブスが119-113で勝利)の前にメディアの取材に応じたノビツキーは「12月中に復帰できればと思っているし、身体も良い反応を示してくれたら嬉しい」と語った。

「長い間チームのプレイを見ているだけなのは辛い。でも、皆が良いプレイをしてくれている。試合にも勝てているしね。そのおかげで、苦しみも少しは和らぐ」。

4月5日(同6日)に左足首の手術を受けたノビツキーは、まだ今季1試合にも出場していない。最近ではチームメイトとの練習も再開したものの、まだ実戦のコートに立てる段階ではないようだ。

40歳のノビツキーは「良い方向に向かっている」と話す。

「8週間も大したことができていないのはつらい。それに、40歳の選手が、けがからNBAの試合でプレイできるようになるまでにコンディションを持っていくのは大変だ」。

「大変だけれど、練習を続けていく。2週間くらい前からランニングを再開させて、トレッドミルでもゆっくり走り始めた。それからは良くなっているよ」。

ノビツキーは、復帰を急いで再び欠場に追い込まれることだけは避けようとしている。

「慎重に調整している理由は、復帰したら、しばらくは健康な状態でプレイしたいからなんだ。数年前にアキレス腱を痛めたときのように、復帰を急いで、また悪くなるのだけは避けたい。もし悪化したら、また数週間は休まないといけないからね」。

「健康な状態で復帰したい。それから数か月は、高いレベルでプレイしたい」。

マブスは今季開幕から9試合を終えて2勝7敗と苦しんだが、直近8試合で6勝2敗を記録し、8勝9敗にまで戦績を改善させている。

ノビツキーは「シーズン開幕直後は、見ていてつらかった」と言う。

「ただ見ているだけで、チームの力にもなれない。つらいことだけれど、少なくとも今は正しい方向に進んでいる」。

NBA21年目のノビツキーであっても、世界最高峰の選手と競い合うことに不安があるという。

「不安はある。今年の4月に手術を受けて、それからはリハビリ、トレッドミル、水中でのトレッドミルを使った運動しかしてこなかった」。

「早くコートに出て、競い合って、観客を巻き込みたい。それが恋しいよ。引退したら、試合でのプレイ、アドレナリンが出ない状態を懐かしむだろうね。その感覚を得たいし、試合にも勝ちたい」。

原文:Nowitzki doesn’t expect to be back on the court until sometimes in December by Dwain Price/Mavericks.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ