ノーマン・パウエルがレブロン・ジェームズ批判「尊敬を欠く行為」

Sporting News

ノーマン・パウエルがレブロン・ジェームズ批判「尊敬を欠く行為」 image

クリーブランド・キャバリアーズは、トロント・ラプターズとのNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス準決勝で3連勝をマークし、カンファレンス決勝進出に王手をかけた。

ここまでの戦いを見る限り、キャブズは思い通りにプレイしている。それを象徴するアクションをレブロン・ジェームズが試合中に取った。第1戦ではコート上でビールを飲む振りをし、第2戦では3ポイントショットを打つ前にボールを回転させる余裕を見せつけた。

5月6日(日本時間7日)にエア・カナダ・センターで行なわれ、キャブズが115-94で快勝した第3戦前日、ラプターズのノーマン・パウエルはメディアに「彼に自由にプレイさせてはいけない。あまりにも快適にやらせている。レブロンに限らず、相手チームの選手が試合中にボールを回転させる余裕を与えはダメなんだ。僕たちへの尊敬を欠いた行為だけれど、自分たちがあまりにもソフトにプレイしているということ」と語った。

「もっと強い気持ちを持ってやらないといけないし、フィジカルなプレイも必要。攻守ともに楽にプレイさせないようにしないといけない。こんなことは起こってはいけない。シリーズを通じて、こんなことが起こってはいけないんだ」。

カイル・ラウリーもジェームズの行為について触れ「腹が立ったよ。でも、彼がやったからではない。ボールを回転させるのは構わないさ。彼を快適にプレイさせていることに腹が立つ。彼が不快に感じる状況を作らないといけない。それだけ快適にやらせてしまっているということ。もし自分が楽な気持ちでプレイしていたら、同じことをするだろうしね」と話している。

ラプターズからの批判を伝え聞いたジェームズは、相手に対しての尊敬を欠いたわけではないと反論。「ゾーンに入っていたんだ」と釈明している。

「快適にプレイするゾーンに入っていただけ。ボールを回転させた後、彼(サージ・イバカ)を牽制して、相手の守備の動きを見てからショットを打てると判断しただけのこと。もし相手の守備の動きが見えていなかったら、ドライブしていたかもしれない。ドライブができないと思ったら、チームメイトにパスを出していたかもしれない」。

ジェームズは第3戦で35得点、8リバウンド、7アシストの大活躍を見せ、勝利に貢献した。

原文:NBA playoffs: Raptors' Norman Powell says Cavs are being 'disrespectful' by Jordan Heck/Sporting News(抄訳)


Sporting News

Sporting News Photo

The sports world explained. The Sporting News goes beyond the score to deliver the news, data, insights and entertainment that sports fans around the globe need to know.