オーランド・マジックからシカゴ・ブルズにトレードされたニコラ・ブーチェビッチが、9年在籍したマジックへの感謝を述べた。
3月26日(日本時間27日)のトレードデッドライン直前のトレードでブルズに移籍した後、初めての会見で、ブーチェビッチは言葉を詰まらせながら、「自分にとって一番つらかったのは、これまでに出会った人たちと別れないといけなかったことだ」と話した。
「この9年間で、素晴らしい人たちに出会えた。だからこそ、(マジックを)離れるのがつらかった。僕にとって、本当に意味のある時間だった。入団した当時はまだ幼かった自分が、大人の男に成長して退団した。僕のリアクションを見てもらえればわかるように、長く在籍したチームを離れるのはつらかった」。
Hey @OrlandoMagic fans.
— Chicago Bulls (@chicagobulls) March 27, 2021
It’s obvious Vooch has so much love for your community and your city 💙
“I came as a kid and left as a man.” pic.twitter.com/AriZaHmn6e
約10年前、ドワイト・ハワード(現フィラデルフィア・76ers)を含むトレードで76ersからマジックに移籍したNBA2年目(当時21歳)のブーチェビッチは、その後2019年と2021年の2度オールスターに選出されるなど球団を代表する選手に成長した。
現在30歳のブーチェビッチは、マジックでの9シーズンでレギュラーシーズン通算591試合に出場し、平均17.6得点、10.8リバウンドという成績を残した。