ニコラ・ミロティッチは、過去に起こったことと決別した。
11月29日(日本時間30日)、シカゴ・ブルズでチームメイトであるボビー・ポーティスとの喧嘩騒動後初めてリポーターの取材に応じたミロティッチは、ポーティスの謝罪を受け入れたことを明かし、2人揃って先月の練習中に起こった騒動から前進したい、という意向を示した。
ミロティッチは、同日の練習後「僕たちはチームメイト」と語った。
「同じチームでプレイしている。もちろんチームのために戦っている。上手くやっていくために必要なことなら何でもする。彼の謝罪を受け入れたよ」。
11月28日(同29日)にユナイテッド・センターで行なわれたフェニックス・サンズ戦に姿を見せたミロティッチは、顔面の複数個所の骨折、脳震盪により現在も欠場を続けているが、チームの練習には参加している。ポーティスとの間に緊張関係があったものの、ミロティッチは今後再び争いが起こらないように努めると、話している。
現在の心境について、ミロティッチは「チームで快適に過ごせている。チームメイトや、その他の皆から手厚くサポートしてもらっているんだ。リラックスして、コンディションを取り戻して、再びバスケットボールをプレイできるかどうかは自分次第。最後にプレイしてからずいぶんと時間が経ってしまった。(29日に)ユナイテッド・センターに入ったときは、とても嬉しかった。またベンチにいられて凄く興奮した。今も興奮しているよ」と語った。
「プロとして9年プレイしている。自分は常に良いチームメイトだし、誰に対しても常にプロフェッショナルとして接してきた。これからも、そういう自分であり続ける。今ここにいるということは、チームをサポートしたい気持ちがあるからこそ。彼(ポーティス)もチームの一員で、僕は彼をサポートする。もちろん、お互いにフィストバンプし合うよ」。
ミロティッチは復帰までに4~6週間かかると診断されたが、早ければ今週中に復帰する可能性もある。
原文:Bulls' Nikola Mirotic accepts apology from Bobby Portis by Kirstie Chiappelli/Sporting News(抄訳)