デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが2月22日(日本時間23日)、限られた一部の選手しか達成していない記録を打ちたてた。NBAの歴史で3人目となる、対戦した全チーム相手のトリプルダブル達成を実現したのだ。
ナゲッツがワシントン・ウィザーズに130-110で勝利した一戦で、ヨキッチは21得点、19リバウンド、15アシストを記録し、レブロン・ジェームズとラッセル・ウェストブルックに続く記録を達成した。
ヨキッチは「引退後にレガシィ(遺産)とマイルストーンになるね」と話している。
「振り返ってみて、本当に素晴らしいことだったと言うだろう」
ジェームズとウェストブルックは複数のチームでプレイしており、全30チーム相手にトリプルダブルを達成している。一方、ヨキッチは29チーム相手のトリプルダブル達成だ。
また、ヨキッチはフィールドゴール10本中10本成功&15リバウンド&15アシスト超を達成したNBA史上初の選手となった。
ヨキッチは出場650試合でレギュラーシーズンに121回のトリプルダブルを達成している。NBA史上4位の数字だ。ヨキッチ以上にトリプルダブルを達成しているのは、マジック・ジョンソン(138)、オスカー・ロバートソン(181)、ウェストブルック(198)の3人しかいない。
原文:Nikola Jokic posts triple-double against every NBA team(抄訳)
翻訳:坂東実藍