Niantic(以下、ナイアンティック)は6月28日(日本時間29日)、NBA(全米プロバスケットボールリーグ)およびNBPA(全米バスケットボール選手協会)と提携し、オリジナルのリアルワールド型モバイルゲーム「NBA All-World」を制作することを発表した。
ポケモンGOの制作会社でもあるナイアンティックが手がける「NBA All-World」は、NBAファンがリアルワールド型メタバース(3次元の仮想空間)でプレイできるこれまでに類のないゲームとなる。
「NBA All-World」は、位置情報を利用した無料のバスケットボールゲームで、プレイヤーは自分の住んでいる地域に出現する『その日のNBA選手』を見つけて対戦することができる。また、その選手を自分のチームに勧誘してプレイさせることも可能となる。
さらに、「NBA All-World」ではNBAのファッションを取り入れ、ユーザーがゲーム内の選手の服装をカスタマイズできるようにする予定だ。
ナイアンティックのシニア・プロデューサーであるマーカス・マシューズは、「NBA All-Worldは、オリジナルのリアルワールド型ARゲームとしてスポーツゲームでは業界初の試みであり、NBAのあらゆるファン層に訴求できるでしょう」と述べている。
「私たちは、ゲームのプレイヤーたちが自分の出身地を代表し、その地域のカルチャーを披露することができるようなゲームを設計・制作しています」
NBAの消費財部門責任者であるマット・ホルトは「ナイアンティック社とのパートナーシップを通じて、エナジーと興奮にあふれるNBAの世界に没頭できる機会を世界中のファンに提供します」と述べた。
「ゲーム名の通り、この魅力的な体験を通じて世界中のファンと交流できることを楽しみにしています」
日本でのリリース時期は未定だが、公式サイト(NBAAllWorld.com)で登録しておくと「NBA All-World」が利用可能になったときに通知を受け取ることが可能。また、 登録した人は「All-World AR」の特別なウェブ体験ができ、グローバル展開に向けたコードネームの確保に関するニュースをいち早く受け取ることができる。
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