ニックスの吉本泰輔ACがニューヨーク日本人学校の生徒向けにバスケ教室を開催

杉浦大介 Daisuke Sugiura

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ニューヨーク・ニックスが9月5日(日本時間6日)、ニューヨーク日本人学校の生徒を対象としたバスケットボール教室を開催した。

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当日は在ニューヨーク日本国総領事館の支援のもと、中等部(13〜15歳)の日本人生徒31人が参加。ニックスの他のスタッフとともに、アシスタントコーチである吉本泰輔(よしもとだいすけ)が指導にあたった。在ニューヨーク日本国総領事館の森美樹夫大使も来場し、豪華メンバーでのイベントになった。

Daisuke Yoshimoto
(Daisuke Sugiura)

コネチカット州グリニッジにあるニューヨーク日本人学校の体育館に登場した吉本コーチは、「ニューヨーク・ニックスの吉本泰輔です。はじめまして。皆さんよろしくお願いします」と挨拶。生徒たちにシューティングを精力的に指導し、コーチ陣と子供たちのシューティングゲームなども行なった。

「NBAで一流の選手をコーチしている吉本さんにお越しいただきました。バスケットボールに関心を持つことで皆さんの視野が広がります。いい経験にして下さい」とスピーチした森大使が自らゲームにも参加するなど、バスケットボール教室は盛り上がりを見せた。

イベント途中、吉本コーチは自身がNBAに入った経緯を「僕は日本で生まれ育ちましたが、アメリカに来たかったので勉強して大学からこっちに来ました」と説明した。

「コーチングを勉強しようと思い、どうせやるのであればトップを目指そうと思って、NBAを目指したいなと思って始めたのがきっかけです。幸運にもいろんな出会いと助けもあって、NBAに入ることができて、かれこれ15年くらい経ちます。これからもっともっと良いコーチになって、成長し、勉強していければと思って頑張っています」

また、生徒との質問コーナーでは男子生徒から「バスケを上達するには何が一番大事ですか?」と問われ、吉本コーチが「情熱、バスケットが好き(という気持ち)。それによって毎日練習したくなるから」と答える場面も。

一方、吉本コーチからの「ニックスで好きな選手は?」という逆質問に、ある女子生徒が「(ドンテ・)ディビンチェンゾ」と返答。そこで吉本コーチが「良いですね、彼に伝えておきます!」と喜びの声を挙げるなど、笑いの絶えないイベントになった。

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杉浦大介 Daisuke Sugiura

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東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している。