10月20日(日本時間21日)、マディソン・スクエア・ガーデンで行なわれたボストン・セルティックス対ニューヨーク・ニックスの一戦は、138-134でダブルオーバータイムの末にニックスが勝利した。
セルティックスは第4クォーター終了間際、マーカス・スマートがブザービーターの3ポイントショットを沈めて同点とし、オーバータイムに持ち込む。セカンドオーバータイム残り1分5秒には、ジェイソン・テイタムの3点プレイでリードを手にした。
だが、ニックスは残り56秒でエバン・フォーニエがこの日自身4本目の3ポイントショットを沈めて追いつくと、残り22秒にデリック・ローズの得点で逆転し、開幕戦を制した。
ニックスはジュリアス・ランドルが35得点、8リバウンド、9アシスト、フォーニエが32得点、RJ・バレットが19得点、ミッチェル・ロビンソンが11得点、17リバウンド、オビ・トッピンが自己最多の14得点を記録している。
ランドルは「最後は勝つことができた」と喜び、フォーニエは「クレイジーだったね」と振り返った。
一方、セルティックスは10月8日(同9日)にCOVID-19(新型コロナウイルス)の検査で陽性と判明し、プレシーズンマッチを1試合しかこなせなかったジェイレン・ブラウンが、46分間のプレイでフィールドゴール30本中16本成功(3P14本中8本成功)。自己最多の46得点をはじめ、9リバウンド、6アシストをマークしている。
ブラウンは「呼吸が不規則に感じたけど、大半は大丈夫だった」と述べている。
「勝てたらもっと良かったんだけどね」。
【動画】ジェイレン・ブラウン ハイライト
そのほか、セルティックスはテイタムが20得点、11リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が16得点、10リバウンド、スマートが15得点、8リバウンド、6アシストを記録した。