アンドレ・イグダーラが選手会のエグゼクティブディレクター代行に

坂東実藍 Miran Bando

アンドレ・イグダーラが選手会のエグゼクティブディレクター代行に image

NBPA(選手会)は11月9日(日本時間10日)、アンドレ・イグダーラをエグゼクティブディレクター代行に任命すると発表した。2021年1月からエグゼクティブディレクターを務めてきたタミカ・トレマリオが退任し、イグダーラはその代行となる。

現役時代にイグダーラは10年にわたって委員会を経験しており、ほかにもコートの外で様々な事業を成功に導いてきた。これらの経験から、エグゼクティブディレクターとしてすぐに影響を及ぼし、委員会のその他のメンバーと連携して働くのに十分な立場にあるとしている。

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イグダーラは「この役割をお引き受けし、NBAの心臓であり、魂である選手たちのために役に立てることを光栄に思います」と話した。

「現在と未来の世代の選手たちにとってさらに強力で影響力のある選手会をつくるべく、選手として19年のキャリアで学んできたことのすべてを生かすためのまたとない機会です。選手会を次なる前進・発展段階へと導くために、非常に献身的な委員会と一緒に働けることをうれしく思います」

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NBPAのCJ・マカーラム会長(ニューオーリンズ・ペリカンズ)は、「元選手が選手会のエグゼクティブディレクターとしてけん引してくれるのはエキサイティングな提案です」と話した。

「労使協定協議におけるタミカのこれまでの尽力とリーダーシップに感謝しています。そして、エグゼクティブディレクター代行としてアンドレを迎えられることをうれしく思います」

トレマリオは「労使協定に関して一緒に成し遂げてきたことや、この2年のことを、強く誇りに思っています。新たな労使協定がむすばれ、私はこの役割から前進し、他の機会を追い求める準備が整いました」と述べている。

「この数年、CJ、アンドレ、委員会全体、すべての選手のために働けたことを感謝しています。アンドレが選手と選手会がポテンシャルを最大限に発揮できるよう、この役割で活躍してくれると確信しています」

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。