10月2日(日本時間3日)、NBAとアメリカ最大のスポーツブック運営会社のひとつであるウィリアムヒルは、ウィリアムヒルが米国国内におけるNBAの公認スポーツベッティング運営者となる新たなパートナーシップ契約を発表した。
今回の契約を受けて、ウィリアムヒルはNBAの公式ベッティングデータとリーグのロゴを、米国内のモバイルプラットフォームやスポーツブックに使用することができる。それに加え、NBA.com、NBA公式アプリ、NBAのソーシャルネットワークなどのデジタルメディアを通してウィリアムヒルのプロモーションが行なわれることとなる。
NBAファンタジー&ゲーミング部門のシニアバイスプレジデントであるスコット・カウフマン・ロスは「ウィリアムヒルは世界的に信頼できるブランドであり、早期の段階から米国内におけるスポーツベッティングのスタンダードを築きました」と語る。
「米国内でのビジネスを広げるウィリアムヒルと手を組み、我々のファンに世界レベルの体験を提供できることに興奮しています」。
ウィリアムヒルUSの戦略・ビジネス開発部門のバイスプレジデントであるダン・シャピロは「私たちのユーザーやパートナーにとって有益であるこのクリエイティブパートナーシップを通して、NBAイベントでの合法的なベッティングのプロモーションができることを誇りに思います」と話す。
「NBAは合法的なスポーツベッティングの有益性を見出すことに関して、業界のリーダーとして活動しています。今後は長期に渡って、我々とリーグとチームにとって有益な関係を築けることを望んでいます」。
85年以上もの歴史を持つ老舗であるウィリアムヒルは、スポーツベッティングにおける先進的なパイオニアとして国際的に認知されている。2018年に米連邦最高裁判所がPASPA(1992年連邦プロ・アマスポーツ保護法/Professional and Amateur Sports Protection Act of 1992)の制定を覆す判決を出して以来、ウィリアムヒルは米国におけるスポーツベッティング運営の拡大を行なっており、現在10州ですでに運営している。米国内で行なわれる賭けの4個に1個を同社が取り扱っている。
このパートナーシップ中、ウィリアムヒルとNBAは、NBAの試合の品位と完全性を守るためにも、ともに尽力することとなる。
1934年にイギリスで創業されたウィリアムヒルは、2012年にウィリアムヒルUSをネバダ州に設立した。