ワクチン接種完了のヘッドコーチ、プレイオフから試合中にマスクなしでのコーチング可能に

NBA Japan

ワクチン接種完了のヘッドコーチ、プレイオフから試合中にマスクなしでのコーチング可能に image

5月22日(日本時間23日)のプレイオフ開幕を前に、NBAが出場チームに対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したヘッドコーチにマスク着用を義務付けないことを通達したことが分かった。『AP』が報じた。

各チームへのNBAの連絡によると、アシスタントコーチと選手は引き続きベンチエリアでマスク着用を求められる。だが、ヘッドコーチはワクチン接種が済んでいれば、試合前の紹介アナウンスからハーフタイムまで、そしてハーフタイム後から試合終了まで、マスクなしでの指示出しを選べる。

プレイオフ開幕戦となったマイアミ・ヒート対ミルウォーキー・バックスの一戦では、ヒートのエリック・スポールストラHCもバックスのマイク・ブーデンホルザーHCも、マスクなしでコーチングした。

一方で、ハーフタイムや第3クォーター開始前のウォームアップとシュート練習中、および試合後は引き続きマスク着用が必要。試合後に両チームのコーチがコート上で短時間でも対面するのであれば、マスク着用が推奨される。

コーチたちはシーズンを通じ、マスク着用を義務付けられていた。だが、リーグは「NBAのヘッドコーチのワクチン接種率を考慮し、試合中に指示を出す職務の遂行を円滑にするため」、方針を変更したと明かした。ただし、検査は引き続き受ける必要がある。

なお、プレイオフでは各地で観客動員上限数が引き上げられており、NBAは7月のファイナルで収容人数を100%に戻す可能性も排除していない。また、各チームはシーズンを通じて遠征に参加するスタッフの数を制限されてきたが、プレイオフのセカンドラウンドからその数を増やすことについてもリーグが検討を計画している。


NBA公式動画をチェック!

NBA Japan

NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ