NBAとツイッターが提供する究極のショーケース

Bob Meadows/Special to NBA.com

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2009年2月3日(日本時間4日)に投稿されたこのツイートは、もはや古くさく感じるかもしれない。「Stay tuned to find out where Amazing will happen tonight...」

しかし、この56いいねと72リツイートを記録したこの10ワードは、NBAが初めてTwitter(以下ツイッター)に投稿したものなのだ。今ではパートナーシップを結び、バスケットボールを見るための究極のショーケースとして多くに利用されている。

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現在、NBAはリーグ、チーム、選手のアカウントを合わせると4億3000万人以上のフォロワーを獲得しており、最も活気のあるソーシャルメディアファンベースのひとつへと成長している。ツイッターに投稿されたNBA動画は2018-19シーズンに10億回以上再生されており、自己記録を更新。レブロン・ジェームズ(最もツイッターフォロワー数が多い米国人アスリート)、ケビン・デュラント、ステフィン・カリーなども愛用者であり、ファンは選手たちの日々の生活を垣間見ることができる。

NBAとツイッターはこの情熱的なコミュニティとの関係をより深めるために、2019-20シーズンの前にパートナーシップ契約を延長している。ファンは、『NBA on TNT』の #NBATwitterLive ライブ配信、副音声、ハイライト、リーグや選手とのリアルタイムな交流などを含む、さらなるNBAコンテンツにアクセスすることが可能となる。

NBAのデジタル部門のサム・ファーバー・バイスプレジデントは「多くの点で、ツイッターはNBAの心臓部です」と語る。

「選手、ファン、メディア、チーム、全てが一部となっている一種の生き物です。このプラットフォームは、よりダイナミックで、よりリアルタイムな会話を可能とします。しかも写真や動画をアップロードする必要もありません。自分が思ったことを綴り、周囲の感想に反応することもできるのです」。

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このパートナーシップ延長を受け、ユニークな角度からのリプレイ動画など、新しい形のハイライト集が導入されている。さらには記者会見、試合前のウォームアップ、プレイオフとファイナルでは選手とのQ&Aといったライブコンテンツも追加されていく。

舞台裏映像や、毎週配信される #NBATwitter リキャップもこれまで通り楽しむことができる。#NBATwitterLive ではいくつかのレギュラーシーズン戦、オールスターゲーム、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルを含む最低でも16試合のプレイオフ戦が配信される。『NBA on TNT』放送の捕捉的役割を務めるこのライブ配信では、ファンが投票した選手だけを追いかけるカメラの配信などが行なわれる。さらに、2016年のNBAチャンピオンで、13年のプレイ経験があるチャニング・フライや多くのインフルエンサーによる解説も行なわれる。

NBAは、2006年にデビューしたツイッターを早い段階から採用していた。初投稿をして以来、動画や写真などを含むことで、さらにファンとの関わりを深めることができることにリーグは気付いた。2018年にデリック・ローズが自己最多の50得点を記録したときの動画は、130万回再生されている。

さらにアダム・シルバーNBAコミッショナーがオールスター2019で未来のNBAジャージーを発表した動画は、420万再生を記録した。

この10年間、リーグ側とツイッター側は新しい試みに挑戦し続けており、#NBATwitter は今後も多くのコンテンツを配信し続け、これまで以上にファンとの関わりを深めていくだろう。

ファーバー氏は「我々のファンは最新のNBAニュースとコンテンツ、さらにどこで試合が放送されているかなどの情報を取得するためにツイッターを確認します」と話す。

「今後も対話を双方によるものにできるよう、より活発な体験を提供する方法を考えていきます。一方から多数にメッセージを送ることは簡単です。いかに双方による生産的な対話にすることができるかが、チャレンジなのです。今後はそういった機会をどんどん増やしていきたいと思っています」。

原文:NBA, Twitter deliver basketball's ultimate showcase by Bob Meadows/Special to NBA.com

Bob Meadows/Special to NBA.com