NBAはシーズンを再開させるチームに対し、COVID-19(新型コロナウイルス)の検査を実施するように通達した、と『ESPN』が報じている。
ESPNによると、NBAは各チームに選手や「必要不可欠なチームスタッフ」に対して6月23日(同24日)にCOVID-19の検査と抗体検査を実施すると通達したという。「必要不可欠なチームスタッフ」とは、選手と直接仕事をするコーチ、トレーナー、メディカルスタッフや、オーランド遠征に帯同する人物となる。
その後も検査は定期的に行なわれる見込みで、記事によれば検査は2日に1度行なわれることになるという。
以下、『ESPN』のリポートから抜粋。
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全員が1日おきにCOVID-19の検査を受ける。ウォルト・ディズニー・ワールドに向けて出発する2日前にも検査を実施する。各チームは7月7~9日(同8~10日)のうちにウォルト・ディズニー・ワールドに到着する予定だ。
(中略)
通達文書では、新型コロナウイルスの検査で陽性判定が出た場合のプロトコルについては言及されていない。また、オーランド到着後の検査のプロトコルについても詳細は触れられていない。
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COVID-19のパンデミックで3月11日(日本時間12日)にシーズンを停止したNBAは、7月30日(同7月31日)から全30チーム中22チームでシーズンを再開させる方向で動いている。
22チームはフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに集まり、8試合のシーディングゲーム(順位決定戦)を行ない、成績次第でプレイイン・トーナメント(プレイオフ出場チーム決定戦)を開催してプレイオフのシード順を決定し、その後は例年通り4ラウンド・7試合4戦先勝方式でプレイオフ(NBAファイナル含む)を行なう予定だ。