パリで史上初となるNBAレギュラーシーズン戦『NBA Paris Game 2020』の開催が決定

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3月28日(日本時間29日)、NBA、そしてフランスでの公式ブロードキャストパートナーであるbeIN SPORTSは、2020年1月24日(同25日)にパリのアコーホテルズ・アリーナでNBA史上初のレギュラーシーズン戦(シャーロット・ホーネッツ対ミルウォーキー・バックス)を開催することを発表した。

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今回の試合開催は、beIN SPORTSが放送している『NBA Extra』という番組内で発表された。

NBAパリゲーム2020 Presented by beIN SPORTS(以下NBAパリゲーム)は、ホーネッツにとってパリで2度目の試合だ。同球団は、1994年にフランスの首都でゴールデンステイト・ウォリアーズとプレシーズンゲームで対戦した。ホーネッツのロスターには、NBAオールスターに3度選出されたケンバ・ウォーカー、NBA優勝4回を誇るフランス出身のトニー・パーカー、同国出身のニコラ・バトゥームが現在登録されている。

バックスは2015年にロンドンでのレギュラーシーズンは経験済みだが、フランスでの試合は初めて。現在リーグベストの戦績を残しているバックスには、オールスター選出3回のヤニス・アデトクンボ(ギリシャ)、2019年のNBAオールスターゲームに出場したクリス・ミドルトン、2016-17シーズンの新人王に輝いたマルコム・ブログドンが所属している。アコーホテルズ・アリーナでNBAの試合が開催されるのは1991年から10回目で、フランスでの試合開催は今回が11回目となる。

NBAパリゲームは、フランス国内のみならず、中東と北アフリカ、サブサハラアフリカで中継されるほか、NBAリーグパスでも視聴が可能だ。

NBAパリゲームは、リーグのマーケティングパートナーであるbeIN SPORTS、Beats、Nike、Tissotらが協賛する形で行なわれる。協賛に加わるパートナーは、後日発表される予定だ。

NBAパリゲームでは、コートでのアクション以外にも、ファン参加型のイベント、NBA Cares、Jr. NBAバスケットボールプログラム関連のイベントも実施される。

フランスでは1984-85シーズンからNBAの試合が放送され、その関係は35年以上になる。『NBA Extra』でNBA関連情報を放送しているほか、週末のプライムタイムにbeIN SPORTSが放送している2試合を含めて、週に14試合を放送している。

2018-19シーズン開幕ロスターには、フランス出身の9選手が登録された。これは、欧州の中では最多の数字で、フランスは12シーズン続けて欧州で最も多くNBA選手を輩出した国となっている。

フランスでは過去にプレシーズンゲーム10試合が行なわれた以外にも、NBA選手とファンが交流できるイベントも開催された。2007年にはNBAと国際バスケットボール連盟(FIBA)が実施している、若手選手育成並びに地域の支援活動としても知られるバスケット・ウィズアウト・ボーダーズも開催された。フランスバスケットボール連盟(FFBB)と共同で開催しているJr. NBAのプログラムも今年で12年目で、これまでに20万人を超えるフランス国内の少年少女が参加した。

またNBAは、先日フランスの国立組合スポーツスクール(UNSS)と共同で、Jr. NBA FFBB UNSSリーグの発足を発表した。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ