NBAが来季以降から再び海外で試合を行なう計画を模索

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12月22日(日本時間23日)、マーク・テイタムNBA副コミッショナーはNBAが来季から再びヨーロッパや中国でプレイできるようになることを望んでいると話した。『AP』のティム・レイノルズ記者が詳しく報じている。

ここ数年、NBAは中国でプレシーズン戦をいくつか行なうことが恒例化しており、メキシコやヨーロッパでもプレシーズン戦やレギュラーシーズン戦が行なわれていた。しかし今季は新型コロナウイルスの影響で米国外への渡航が難しく、予定されていたパリでの試合も中止となっている。

テイタム副コミッショナーは「健康で安全な状況が確認できれば、プレシーズンとレギュラーシーズンを海外で行なうスケジュールに戻りたいと考えています」と海外メディアとの対応で答えている。

「海外で試合を行なうことは、これまでもこれからも、我々が中国や他の国のファンと交流する重要な要素となります」。

特に中国とは昨季開幕前に生じた軋轢によって、アダム・シルバーNBAコミッショナーは今年の2月のオールスターでの会見にて「4億ドルほどの減収が見込まれる」と説明した。それだけに、中国での試合再開はリーグにとって急務だ。

「中国とはもう40年以上の関係を築いており、多くいるファンと人と人としての交流をすることに今後も注力していきたい」とテイタム副コミッショナーは強調した。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ