NBAオフシーズン2023 契約・トレードリポート一覧

大西玲央 Reo Onishi

NBAオフシーズン2023 契約・トレードリポート一覧 image

7月1日午前7時(現地6月30日午後6時)から、NBAはフリーエージェント(FA)との交渉が解禁された。例年解禁直後から多くの契約やトレードが多く報道されるのが恒例だ。

今年はFA市場開始からわずか3時間ほどで渡邊雄太も八村塁も2023-2024シーズンの在籍先が報じられるなど、日本人ファンにとっても興奮に包まれるスタートとなっている。

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ここではまだ公式ではないものの、かなりの確度の高さで報じられている選手たちの契約やトレードの報道をまとめる。

※日程は日本時間。

NBAオフシーズン2023 リポート一覧

アヨ・ドスンムがブルズと3年2100万ドルで再契約

報道日:7月20日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

制限付きFAだったガードのドスンムがブルズと再契約を選んだ。2021年のドラフト2巡目で指名されたドスンムは、高いディフェンス力と安定したプレイで1年目からローテ入りしており、今オフの去就が注目されていた。


サンダーがルディ・ゲイをウェイブ

報道日:7月20日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

オフのトレードで獲得したゲイをサンダーがウェイブ。


ジョニー・ジューザンが2ウェイ契約でジャズ残留

報道日:7月20日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季ジャズでプレイしたジューザンがジャズと2ウェイで再契約。サマーリーグで活躍していた。


ナーレンズ・ノエルがキングスと1年契約

報道日:7月19日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

FAだったセンターのノエルがキングスト1年310万ドルで契約。


ダリアス・ベイズリーがネッツと1年契約

報道日:7月15日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2019年全体23位でサンダーに指名され、4シーズンをプレイしたベイズリーがネッツと1年契約。2022-23シーズンのトレード期限直前にサンダーからサンズにトレードされていた。


グレッグ・ポポビッチHCがスパーズと5年延長契約

報道日:7月9日、スパーズ公式

スパーズのポポビッチHCが5年の延長契約。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば5年8000万ドルを超えるもので、史上最高額コーチに返り咲く。


ホークスがトレードでサンダーからパティ・ミルズを獲得

報道日:7月9日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ホークスがサンダーからオーストラリア代表のベテランガードであるミルズを獲得。代わりにサンダーへタイタイ・ワシントン、ウスマン・ガルーバ、ルディ・ゲイ、2巡目指名権を1つ送る。


ポール・リードがジャズのオファーシートにサイン

報道日:7月9日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

76ersの控えビッグマンであるリードがジャズと3年2400万ドルのオファーシートにサイン。76ersが期限内にマッチするかを待つ。


ダリオ・シャリッチがウォリアーズが1年契約

報道日:7月9日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ウォリアーズがインサイドを補強。ACL断裂で2020-21シーズンを全休してからプレイタイムが安定していないものの、サイズ、シュート力、パス回しを提供できる。


ブレイザーズがサイブルへのマーベリックスからのオファーにマッチ

報道日:7月8日、フリーランスのマーク・スタイン記者

マブズから受けた3年3300万ドルのオファーシートにサインしていたサイブルだが、所属チームのマーベリックスが同額オファーでマッチしたとのこと。サイブルはブレイザーズ残留へ。


モントレズ・ハレルが1年契約で76ersに残留

報道日:7月7日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季76ersで控えビッグマンとしてプレイしたハレルが1年契約で残留へ。


サンズがトレードで指名権を獲得

報道日:7月7日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

サンズがグリズリーズから3つの2巡目指名権を獲得(NOP経由の2025、2028、2029)。グリズリーズには1巡目指名権交換権利を2つ(2024と2030)とアイザイア・トッド。トレードで指名権をほぼ全て失っていたサンズが、トレードで獲得し直す形に。


ペリカンズがEJ・リデルと3年620万ドルの契約

報道日:7月7日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

3年目はチームオプション。去年のドラフト2巡目で指名されたリデルは、サマーリーグでACLを断裂し、2ウェイ契約でペリカンズに所属していた。


デジャンテ・マレーがホークスと4年1億2000万ドルの延長契約

報道日:7月7日、『Bleacher Report』クリス・ヘインズ記者

昨季からトレイ・ヤングとバックコートコンビを組んでいるマレーと延長契約へ。


ブルズがマルコ・シモノビッチをウェイブ

報道日:7月7日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

期待されながらもあまりプレイタイム獲得までいくことができなかったビッグマンのシモノビッチをウェイブ。


キングスがトレードでペイサーズからクリス・ドゥアルテを獲得

報道日:7月7日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ペイサーズが2021年全体13位指名のドゥアルテをキングスにトレード。代わりに2巡目指名権を2つ獲得します。


アーロン・ホリデーがロケッツと1年契約

報道日:7月7日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ホークスでプレイしたホリデー兄弟の末っ子がロケッツと契約へ。


モー・バンバが76ersと1年契約

報道日:7月6日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

レイカーズにウェイブされたセンターのバンバが76ersと契約へ。


マーベリックス、スパーズ、セルティックスの三角トレードでグラント・ウィリアムズがマーベリックスへ

報道日:7月6日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ウィリアムズはセルティックスとのサイン&トレードでマーベリックスへ。契約は4年5400万ドル。スパーズにはレジー・ブロックとマーベリックスの2030年の指名権交換権利(プロテクト無し)、セルティックスには2巡目指名権を複数獲得。


マティース・サイブルがマーベリックスからのオファーシートにサインする予定

報道日:7月6日、『Bleacher Report』クリス・ヘインズ記者

昨季76ersからブレイザーズへトレードされたオーストラリア代表でも活躍するサイブルが、マーベリックスからのオファーシートにサインする予定との報道。ブレイザーズは同額を提示すれば残留させられる。シャムズ・シャラニア記者によるとマーベリックスのオファーシートは3年3300万ドル。


ペリカンズがギャレット・テンプルをウェイブ

報道日:7月5日、『ESPN』アンドリュー・ロペス記者

540万ドルが保証される期日だった現地7月7日を前にベテランウィングをウェイブ。


マジックがボル・ボルをウェイブ

報道日:7月5日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

218cmの長身センターをマジックがウェイブ。


マリーク・ビーズリーがバックスと契約

報道日:7月4日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

1年270万ドルでの契約に合意したビーズリーは昨季ベンチから最も3Pを決めた選手(159本)。


ロビン・ロペスがバックスと契約 兄と合流へ

報道日:7月4日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

センターのロロことロビン・ロペスがバックスと契約。双子の兄であるブルック・ロペスも在籍しており、再び兄弟で共にプレイすることとなる。


メイソン・プラムリーが1年500万ドルでクリッパーズと再契約

報道日:7月4日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

クリッパーズのセンター、プラムリーがが再契約に合意。他チームからより大きなオファーがありながらも、残留することを選んだ。


トーリー・クレッグがブルズと2年契約

報道日:7月4日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

サンズで活躍したクレッグがブルズと2年契約に合意した。2年目はプレイヤーオプション。3P成功率は39.5%で、外からのシュート力を必要としていたブルズの需要を満たせる。


アンソニー・エドワーズがウルブズとマックス延長契約

報道日:7月4日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ウルブズでスターの道を駆け上がっているエドワーズが5年2億6000万ドルのルーキーマックス延長契約に合意。


ダラノ・バントンがセルティックスと2年契約

報道日:7月4日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ラプターズでプレイした大型ポイントガードのダラノ・バントンがセルティックスとの2年契約に合意した。


コーリー・ジョセフがウォリアーズと契約

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季はピストンズでプレイしたガードのジョセフがウォリアーズと1年契約。


ジャスティン・ホリデーがナゲッツと契約

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ホリデー兄弟の長男、シューターのジャスティン・ホリデーがディフェンディングチャンピオンのナゲッツと1年契約。


ロニー・ウォーカー四世がネッツと契約

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

プレイオフで活躍を見せたレイカーズのウォーカー四世がネッツと1年契約。


コディ・ゼラーがペリカンズと契約

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季はヒートでプレイしたコディ・ゼラーがペリカンズと1年310万ドルの契約。


エリック・ゴードンがサンズと契約

報道日:7月3日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールというスター選手揃いのサンズは出来るだけ安価でロスターに厚みを出したいところ。このオフは渡邊雄太を含め多くの選手を契約しているなか、34歳のゴードンの獲得は大きなアップグレードとなりそうだ。


マイルズ・ブリッジズがホーネッツとクオリファイング・オファーで契約へ

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

DV事件で2022-23シーズンを全休したブリッジズが、所属チームのホーネッツと790万ドルのクオリファイング・オファーで契約するようだ。これで来年のオフシーズンには無制限FAとなる。ブリッジズは出場停止処分があと10試合残っており、2023-24シーズンは開幕から10試合出場停止となる。


5チーム間のトレードでパティ・ミルズがサンダーへ

報道日:7月3日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

グリズリーズとロケッツによるディロン・ブルックのサイン&トレードが5チーム間でのトレードに拡張。全体的なトレード内容はまだ出ていないが、当初ロケッツ入りが報じられていたミルズはサンダーへ行くようだ。


ジョーダン・クラークソンがジャズと契約再交渉で延長へ

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

既存の契約を3年5500万ドル延長で合意。クラークソンは昨季がジャズとの3シーズン目で、平均20.8得点を記録。


ドマンタス・サボニスがキングスと契約再交渉で延長へ

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

来季のオフシーズンで無制限FAになる予定だったサボニスが、キングスと契約を再交渉。来季にさらに4年が加わり、5年総額2億1700万ドルの契約となる。


ダンテ・エクサムがマーベリックスでNBA復帰

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2014年に全体5位指名でNBA入りし、ここ2シーズンをユーロリーグでプレイしていたエクサムがマーベリックスでNBA復帰へ。


アレックス・レンがキングスと再契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

キングスのビッグマンが1年320万ドルの契約で再契約。


ジェフ・グリーンがロケッツと契約

報道日:7月2日、『HoopsHype』マイケル・スコットー記者

ベテランを獲得し続けるロケッツ。グリーンは1年600万ドル。


ドンテ・ディビンチェンゾがニックスと4年5000万ドルで契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季はウォリアーズでプレイしたディビンチェンゾがニックスに移籍。ニックスには同じビラノバ大学のチームメイトであるジェイレン・ブランソンとジョシュ・ハートがすでに在籍している。


スパーズがサンドロ・マムケラシュビリと契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

控えビッグマンのマムケラシュビリを1年200万ドルで獲得。


クリッパーズがロケッツとのトレードでケニオン・マーティンJr.を獲得

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2巡目指名権2つでクリッパーズがアスレティックフォワードのマーティンJr.を獲得。ダンクコンテストにも出場している22歳の若手。


サンダーがジャック・ホワイトと契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

オーストラリア人フォワードのホワイトがサンダーと2年契約。同じオーストラリア人のジョシュ・ギディーのチームメイトとなる。


ラプターズがジェイレン・マクダニエルズと契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

守備力と長さを持った、いわゆるラプターズっぽい選手がラプターズと2年930万ドルで契約。


グリズリーズがロケッツからジョシュ・クリストファーをトレードで獲得

報道日:7月2日、『The Athletic』ケリー・アイコ記者

ロケッツが若手ガードをグリズリーズへトレード。見返りはまだ明かされていない。


ラッセル・ウェストブルックが2年800万ドルでクリッパーズと再契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季のバイアウト市場でクリッパーズに加入し、カワイとポール・ジョージを失ったプレイオフで奮闘したラスをクリッパーズが2年800万ドルで再契約。


ロケッツがジョック・ランデールと4年3200万ドルで契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ミルズに加えてオーストラリア代表のランデールをロケッツが獲得。昨季のプレイオフで活躍を見せ、評価が上がっていた。オーストラリアのNBL時代には日本代表の馬場雄大とチームメイトだったこともある。


ロケッツがディロン・ブルックスと4年8000万ドルで契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季のプレイオフで何かと話題になったブルックスだが、グリズリーズは再契約しないことを早々に明かしていた。オールディフェンシブチームに選出されるなど守備力は高い。若い選手の多いロケッツでリーダーシップを見せられるような選手になれるかに注目だ。サイン&トレードで、グリズリーズにはトレーデッドプレイヤー例外枠(TPE)が送られる。


ロケッツがトレードでパティ・ミルズを獲得

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ロケッツがネッツからトレードでパティを獲得。オーストラリア代表でも活躍するベテランガードだ。見返りに何を送るかはまだ明かされていない。イメイ・ウドカHCとはスパーズ時代からの関係値がある。

追記:どうやらパティがディロン・ブルックスのサイン&トレードに含まれる内容なようで、パティがロケッツに残ることはなさそう。


タイ・ジェロームがキャブズと契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季はウォリアーズでプレイした控えガードのジェロームがキャバリアーズと2年500万ドルの契約で合意。


ドワイト・パウエルがマーベリックスと再契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

センターのパウエルが3年1200万ドルの契約でマーベリックスと再契約へ。


ジェイ・クラウダーがバックスと再契約

報道日:7月2日、『Bleacher Report』クリス・ヘインズ記者

トレードでバックスに加入しながらも、プレイオフのローテーション入りができなかったクラウダーだが、バックスと再契約することとなった。


キャブズがトレードでデイミアン・ジョーンズをジャズから獲得

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

昨季はレイカーズとジャズでプレイしたジョーンズをキャブズがトレードで獲得。


モー・バグナーがマジックと再契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2年1600万ドルの契約でバグナー兄がマジックと再契約。


ロケッツがタイタイ・ワシントンJr.とウスマン・ガルーバをホークスにトレード

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

2021年のドラフトで指名したガルーバ、2022年に指名したワシントンJr.をトレードしたロケッツ。この後の動きのためにサラリーキャップスペースを生み出した。


ラメロ・ボールがホーネッツと5年2億6000万ドルの延長契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

人気ガードのボールがホーネッツとルーキーマックス延長契約に合意。ドラフトではブランドン・ミラーを指名し、ボールとミラーのコンビを軸にホーネッツはこの先数年間チーム作りをすることとなる。


オースティン・リーブスがレイカーズと再契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

他チームとの激しい競合が予想されていたリーブスだったが、4年5600万ドルの契約でレイカーズとの再契約に合意。プレイオフ快進撃の中心となった選手の1人であり、リーブスの再契約は最優先事項とされていた。


ニックスがオビ・トッピンをペイサーズにトレード

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2巡目指名権2つと引き換えに、ペイサーズがニックスからアスレティックなフォワードのトッピンを獲得。


ブルック・ロペスがバックスと再契約

報道日:7月2日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ロペスを欲しがっているチームの噂はいくつかあったが、最終的にバックスが再契約に合意。チームの守備の要の1人だ。2年4800万ドル。


パトリック・ベバリーが76ersに移籍

報道日:7月2日、本人のポッドキャスト

1年320万ドルの契約でベバリーがブルズから76ersに移籍。


レイカーズがディアンジェロ・ラッセルと再契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

契約は2年3700万ドルと言われている。プレイオフでこそ苦しむ場面が何度か見られたが、トレードでレイカーズに再加入後に活躍を見せた。


ヒートがトーマス・ブライアントを獲得

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2年540万ドルの契約でビッグマンのブライアントがレイカーズからヒートに移籍。2年目はプレイヤーオプション。


ユーロのベストプレイヤーの1人 バシリイェ・ミチッチがサンダーと3年契約

報道日:7月2日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

現在29歳、トルコリーグの強豪であるアナドル・エフェスで活躍し、ユーロリーグで2度の優勝やMVP受賞を経験するなど、ヨーロッパのベストプレイヤーの1人という呼び声も高いバシリイェ・ミチッチ。彼がサンダーと3年2350万ドルで契約したことが報じられた。


ユーロリーグMVPのサーシャ・ベゼンコフがキングスと3年契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2023年のユーロリーグで24勝10敗の成績でトップシードとなったオリンピアコスでプレイし、ユーロリーグMVPに輝いたサーシャ・ベゼンコフのキングス入りが封じられた。契約は3年2000万ドルと言われている。27歳、206cmで3Pを高確率で決められる選手だ。


デニス・スミスJr.がネッツと1年契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

2022-23シーズンはホーネッツでプレイし、ここまでキャリアで落ち始めていたプレイタイムを上昇させる活躍を見せたスミスJr.がネッツへ。


ジャクソン・ヘイズがレイカーズと2年契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ペリカンズでプレイしていた身体能力の高いセンター。動けるインサイドの補強を必要としていたレイカーズが獲得した。


マックス・ストゥルースがサイン&トレードでキャバリアーズに移籍

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ヒートのファイナル進出に貢献したストゥルースが、サイン&トレードでキャバリアーズへ。契約は4年6300万ドルとのことで、ストゥルースの代わりにジェディ・オスマン、ラマー・スティーブンズ、2巡目指名権(SAS経由)、2巡目指名権(CLE)がヒートに送られる。


デズモンド・ベインがグリズリーズと5年2億700万ドルの延長契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ルーキー延長契約。ジャ・モラントとジャレン・ジャクソンJr.と共に、グリズリーズの若手トリオの一角としての活躍が期待される。


タイリース・ハリバートンがペイサーズと5年2億6000万ドルの延長契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

大型のルーキー延長契約を手にしたハリバートン。2022-23シーズンは平均10.4アシストを記録し、23歳という若さでリーグ屈指のガードとしての活躍を見せた。


ヒートがビクター・オラディポをサンダーへトレード

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

オラディポと指名権をサンダーにトレードすることで、ヒートは945万ドルのトレーデッドプレイヤー例外枠(Traded Player Exception)を獲得した。これを使ったまだ動く可能性がある。

ピストンズがウィザーズからモンテ・モリスをトレードで獲得

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ピストンズがベテランガードのモリスを獲得し、2巡目指名権をウィザーズへ送る。若手の多いピストンズに、信頼できるベテランを獲得した形となった。


デリック・ローズがグリズリーズと契約

報道日:7月1日、『SNY』イアン・ベグリー記者

ローズが大学時代に過ごしたメンフィスに移籍した。ジャ・モラントの出場停止やタイアス・ジョーンズの移籍によってガードの補強が必要だったグリズリーズは、ローズにベテランとしてのリーダーシップを期待することとなるだろう。契約は2年650万ドルとのこと。


セス・カリーがマーベリックスと2年契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ネッツでプレイしたガードのセス・カリーがマーベリックスと2年契約に合意した。


ラプターズがデニス・シュルーダーを獲得

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

レイカーズが活躍したシュルーダーが、バンブリートを失ったラプターズに移籍。2年2600万ドルの契約と報じられている。


フレッド・バンブリートがロケッツに移籍

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ロケッツへの移籍が濃厚と報じられていたバンブリートは、3年1億3000万ドルの大型契約で移籍した。若手主体のロケッツにベテランとしての安定感をもたらしたい。


八村塁がレイカーズと3年5100万ドルで再契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

キャリア初のFAとしての行動が注目されていた八村だったが、プレイオフで活躍を見せ良いフィットであることを証明したレイカーズとの再契約を選んだ。日本人選手として史上最高額の契約だ。

レイカーズはさらにキャム・ディッシュも獲得している。


ペリカンズがハーブ・ジョーンズと再契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ディフェンスに定評のあるジョーンズはペリカンズと再契約へ。4年5400万ドルと言われている。FA解禁前日にペリカンズはチームオプションを放棄していたが、より長い契約の交渉するためだったようだ。


渡邊雄太がサンズと契約 デュラントと再びチームメイトに

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

3Pシューターとして大きな成長を見せた渡邊雄太は、お買い得選手として日本だけでなく米国内でも注目されていた。金額の詳細などは発表されていないが、おそらくミニマム契約だと思われる。ネッツでチームメイトとして良い連携を見せたケビン・デュラントと再び組むこととなる。


レイカーズがゲイブ・ビンセントと契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ヒートのファイナル進出に大きく貢献したビンセントは、レイカーズが獲得した。契約は3年3300万ドルとのことだ。


ネッツがキャム・ジョンソンと再契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

制限付きFAとして動きが注目されるジョンソンだったが、他チームからオファーシートをもらうこともなくそのままネッツと再契約を結ぶ流れとなった。


ヤコブ・パートルが4年8000万ドルでラプターズと再契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2022-23シーズンのトレード期限前に、自身をドラフトで指名した古巣のラプターズにトレードで復帰したパートルがチームと再契約。


クリス・ミドルトンが3年1億200万ドルでバックスに残留

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ヤニス・アデトクンボの相棒として活躍を続けてきたミドルトンはバックス残留を選択。


カイリー・アービングがマーベリックスと3年1億2600万ドルで再契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

コート内外で話題の多いカイリーも、このオフの去就が注目されていた選手の1人だったが、マーベリックスに残留することを選んだ。シーズン途中にトレードで加入したカイリーだが、来季は開幕からルカ・ドンチッチと共にケミストリーを構築していくこととなる。


ジョージ・ニアンが3年2600万ドルでキャブズと契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

76ersのニアンがキャバリアーズと3年2600万ドルの契約で合意した。


クリスタプス・ポルジンギスがセルティックスとの2年6000万ドルで延長契約

報道日:7月1日、『Bleacher Report』クリス・ヘインズ記者

三角トレードでウィザーズから獲得したポルジンギスとセルティックスが2年の延長契約に合意した。27歳のオールスターをチームのエースビッグマンとして起用し、セルティックスは再びファイナルへの出場を狙う。


ジェボン・カーターがブルズと3年契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

バックスでプレイしたガードのカーターが3年2000万ドルでブルズに移籍。ディフェンスが武器で、近年は外からのショットも成長している。


ジェレミー・グラントがブレイザーズと5年1億6000万ドルで延長契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

優勝を目指すチームを作って欲しいというチームのエースであるデイミアン・リラードは、グラントの再契約を望んでいた。フロントはその願いを叶える形となった。


トロイ・ブラウンJr.がウルブズと契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

2022-23シーズンはレイカーズでプレイしたトロイ・ブラウンJr.がウルブズと2年800万ドルで契約。


ブルース・ブラウンがペイサーズと2年4500万ドルで契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

デンバー・ナゲッツの初優勝に大きく貢献したブラウンがペイサーズに移籍する。複数ポジションを器用にプレイすることが出来る貴重な選手だ。


コービー・ホワイトが3年4000万ドルでブルズと再契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

3年3300万ドルの契約でブルズのガードが再契約。2022-23シーズン前に延長契約に合意することができず制限付きFAとなっていたホワイトだが、FA交渉解禁初日に再契約となった。


ウィザーズがカイル・クーズマと4年1億200万ドルで再契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

エースのビールをトレードし、再建モードに入るのかと思われていたウィザーズだが、トレードでジョーダン・プールを獲得。さらにFAだった昨季の主力の1人であるクーズマと大型再契約を結び、どのようなチームスタンスで今季に臨むのかが注目される。


レイカーズがトーリアン・プリンスと契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

何かとこのオフの動きが注目されているレイカーズは、控えフォワードのプリンスを獲得した。3Pも安定しているベテラン選手だ。


サンズがドリュー・ユーバンクス、ジョシュ・オコーギー、ケイタ・ベイツ・ジョップ、デイミオン・リー、チメジー・メトゥと契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者『Bleacher Report』クリス・ヘインズ記者『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、ディアンドレ・エイトンと高額年俸選手が主力を占めるサンズは、ミニマム契約で出来る限りベンチに厚みを出すことが必要とされていた。初日から一気に動いた形となる。


キャリス・ルバートがキャブズと再契約

報道日:7月1日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ルバートが2年3200万ドルでキャバリアーズと再契約。


ドレイモンド・グリーンが4年1億ドルでウォリアーズと再契約

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンと共にウォリアーズの王朝を支えてきたグリーンが残留へ。ジョーダン・プールを放出した時点で、ウォリアーズとの再契約が濃厚かと噂されていた。


ネッツがジョー・ハリスをピストンズへトレード

報道日:7月1日、『The Athletic』シャムズ・シャラニア記者

ネッツがシューターのハリスと2巡目指名権2つをピストンズにトレードし、チームのサラリー総額を下げるムーブを行なった。


ジョシュ・ハートがオプション行使

報道日:6月30日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

ニックスのハートが1290万ドルのプレイヤーオプションを行使し、ニックスに残留。


ジェームズ・ハーデンが76ersとのプレイヤーオプションを行使

報道日:6月30日、『ESPN』エイドリアン・ウォジナロウスキー記者

76ersに残留又はヒューストン・ロケッツへの移籍などが噂されていたハーデンが、2023-24シーズンのプレイヤーオプションを行使。しかしどうやらこれは76ersに残留するためではなく、他チームへのトレードを要求する流れになるようだ。

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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。