NBAで31シーズンに渡り審判を務めたダニー・クロフォードが、8月2日(日本時間3日)、NBA審判協会のTwitterアカウントを通じて現役引退を表明した。
Dan Crawford, one of the most accomplished referees in NBA history, is retiring.
— NBA Referees (@OfficialNBARefs) August 2, 2017
Congrats to Danny on an incredible career! pic.twitter.com/yZYgPWof0m
直近23シーズン連続してNBAファイナルを裁いてきたクロフォードのキャリアラストゲームは、6月12日(同13日)に行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデン・ステイトウォリアーズによるNBAファイナル2017 第5戦だった。クロフォードがどれだけ長く審判を務めてきたかは、初めて審判としてかかわったファイナルを振り返ればわかる。当時のファイナルは、アキーム・オラジュワンを擁したヒューストン・ロケッツと、シャキール・オニールが所属したオーランド・マジックによるシリーズだった。
長く審判を務め上げたクロフォードは、NBA全体から高く評価されていた。『FanRagSports.com』によれば、2015-16シーズン中に実施されたNBA選手を対象とするアンケート調査で、クロフォードは大差をつけてリーグベストの審判に選出された。また、引退発表後、ドウェイン・ウェイドらNBA選手たちは、ソーシャルメディア上でクロフォードを称賛している。
Congrts Danny. Always had nothing but respect! https://t.co/IW0UwhvrrB
— DWade (@DwyaneWade) August 2, 2017
原文:NBA referee Danny Crawford retires after 31 seasons by Arthur Weinstein/Sporting News