ウェスタン・カンファレンス・セミファイナルの2つ目のシリーズは、デンバー・ナゲッツ対ポートランド・トレイルブレイザーズとなった。どちらも強みが大きく異なり、注目のマッチアップとなりそうだ。今シリーズの見どころを確認してみよう。
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デンバー・ナゲッツ(2) vs ポートランド・トレイルブレイザーズ(3)
第7戦まで続いたサンアントニオ・スパーズとの激戦を勝ち抜いたナゲッツと、デイミアン・リラードの劇的なブザービーターでオクラホマシティ・サンダーを退けたブレイザーズがセミファイナルで激突する。シーズン前にこの両チームがカンファレンス・ファイナル出場をかけてプレイオフで当たると予想した人は多くはないだろう。
ナゲッツはウェストの第2シードながらも、若いチームであり、経験が少ないことを指摘され続けてきた。チームの柱であるニコラ・ヨキッチは24歳、得点源のジャマール・マレーは22歳と、プレイオフに出場しているチームでは最も平均年齢が低く、プレイオフに出場したことがある選手はポール・ミルサップとメイソン・プラムリーを除くとほとんどいない。だからこそ、経験の多いスパーズに勝利したことは、チームにとって大きな自信となっただろう。
ナゲッツは、センターながら優れたパスセンスを持ち、ゲームメイクもできるヨキッチを軸に展開するオフェンスはもともと備わっているチームだったが、今シーズンはそれに加えてディフェンス力も向上した。対戦相手の3ポイントショット成功率が昨シーズンは37.8%でリーグ最下位だったのに対して、今シーズンは33.9%とリーグトップで、その成長は顕著だ。
一方のブレイザーズは、シーズン中にセンターのユスフ・ヌルキッチをケガで失い、プレイオフで勝ち上がるのは困難であると予想する声が多かった。それでも、デイミアン・リラードとCJ・マッカラムの強力ガード陣の活躍もあって、ファーストラウンドではサンダーを4勝1敗で圧倒した。昨シーズンはニューオーリンズ・ペリカンズに4連敗で敗退してしまったものの、ほぼ同じチームで今シーズンも戦うことを選択したことで、逆にそれがチームの継続性に繋がった。ブレイザーズは今、周囲を驚かす快進撃でプレイオフのサプライズチームのひとつとなっている。
ポジション別のマッチアップで見ると、インサイドはナゲッツが有利で、ガードはブレイザーズが有利か。それぞれの強みをどこまで活かせるか、そしてロールプレイヤーがどこまで活躍できるかがポイントとなりそうだ。
📈 ゲームプレビュー
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