ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンやスティーブ・カー・ヘッドコーチも、過去3シーズンのNBAファイナルで対戦したクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズの才能に感心せざるを得なかった。
イースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦で、キャバリアーズがボストン・セルティックスに83-108と敗れた試合後、ジェームズはその見事な知識を披露した。試合後の会見で、第4クォーターにセルティックスが連続7得点をあげた際の各プレイを完璧に思い出し、報道陣から拍手を浴びたのだ。
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『ESPN』によると、グリーンは5月14日(日本時間15日)に「拍手以上であるべきだった」と賛辞を寄せた。
「彼はスタンディングオベーションを受けるべきだったよ」。
一方で、カーHCはジェームズの記憶力に驚くことはなかったとし、「偉大な選手はすべて覚えているものだ」と述べた。
「ドレイモンドも同じようにできるだろう。12月のヒューストン・ロケッツ戦の映像を見れば、選手たちは『この次に何があったか覚えている』と言うんじゃないかな。珍しいことではないと思う。ただ、一般的に、最高の選手たちは大半のことを覚えており、記録力も最高級なんだ」。
グリーンも一連のプレイを完璧に記憶できるときがあるとしつつ、常にできることではないと話している。
「たくさん映像を見るときもあるし、まったく見ないときもある。それでも何がうまくいかなかったか覚えておくことができるんだ。だけど、それでも、あれは素晴らしかったね」。
原文: NBA playoffs 2018: Draymond Green, Steve Kerr laud LeBron James' impeccable memory by Sporting News(抄訳)