プレイオフ初日の試合結果まとめ|NBAプレイオフ2024

大西玲央 Reo Onishi

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4月21日(現地20日)、NBAプレイオフがついに開始された。初日は4試合が行われ、それぞれ上位シードがホームチームで勝つ形となった。

ここではイースタン・カンファレンス2試合、ウェスタン・カンファレンス2試合それぞれの内容を簡単にまとめる。

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キャバリアーズ 97-83 マジック

初日の1試合目では、東の第4シードのクリーブランド・キャバリアーズが第5シードのオーランド・マジックをホームで迎えた。試合開始から4分で4本もの3ポイントショットを沈めたキャバリアーズが終始主導権を握り、第3Qクォーター途中に少し追い上げられながらも、一度もリードされることなく完勝。ドノバン・ミッチェルが30得点、8アシストの活躍でチームを勝利へと導いた。

ティンバーウルブズ 120-95 サンズ

西の第3シードのミネソタ・ティンバーウルブズは本拠地で第6シードのフェニックス・サンズと対戦。第1Qこそ接戦となったものの、第3Qにはアンソニー・エドワーズが自身の33得点中18点を獲得する活躍を見せたウルブズが白星スタートとなった。サンズはケビン・デュラントが31得点と活躍したものの、デビン・ブッカーがフィールドゴール16本中わずか5本成功と正確性に欠けた。

ニックス 111-104 76ers

東の第2シードのニューヨーク・ニックスがホームで第7シードのフィラデルフィア・76ersとの接戦を制した。クォーターの奪い合いとなったこの試合、ニックスはジェイレン・ブランソンとジョシュ・ハートがそれぞれ22得点と活躍したが、控えガードのマイルズ・マクブライドが5本の3P成功を含む21得点の活躍でチームを支えた。76ersはジョエル・エンビードが負傷明けで本調子ではないながらも、29得点、8リバウンド、6アシストと奮闘した。

ナゲッツ 114-103 レイカーズ

昨季覇者で西の第2シードであるデンバー・ナゲッツが、第7シードのロサンゼルス・レイカーズをホームで下した。序盤はレイカーズのゲームプランがハマりリードする展開となったが、試合が進むにつれ徐々に流れはナゲッツへと傾いていった。後半に入るとナゲッツが圧倒する時間が続きいた。ナゲッツはニコラ・ヨキッチが32得点、12リバウンド、7アシストとその存在感を示した。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。