5月10日(日本時間11日)、NBAが2020-21シーズン第20週(現地2021年5月3日~9日)の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからユタ・ジャズのボーヤン・ボグダノビッチ、イースタン・カンファレンスからワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックが選出された。
NBA Players of the Week for Week 20.
— NBA (@NBA) May 10, 2021
West: @44Bojan (@utahjazz)
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通算2度目の選出となったボグダノビッチは、チームが全勝した4試合で、平均29.3得点(フィールドゴール成功率62.3%、3ポイントショット成功率53.8%)、4.5リバウンド、1.5アシストを記録。3日(同4日)と5日(同6日)のサンアントニオ・スパーズとの連戦では、それぞれ25得点(FG17本中10本成功)、24得点(FG13本中10本成功)という安定の活躍で、ドノバン・ミッチェルを欠くジャズを牽引した。
ボグダノビッチは、さらに7日(同8日)のデンバー・ナゲッツ戦で、48得点(FG23本中16本成功)をあげ、ブルックリン・ネッツ時代の2016年に記録した自己最多得点(44得点)を更新。翌8日(同9日)のヒューストン・ロケッツ戦では、20得点、5リバウンド、2アシストをマークして、ジャズの今季50勝目に貢献している。
ボグダノビッチが週間最優秀選手に選ばれたのは、インディアナ・ペイサーズ時代の2019年2月以来であり、また、ジャズの選手が選ばれたのは2019年3月のルディ・ゴベア以来初となる。
𝗕𝗜𝗚 𝗧𝗜𝗠𝗘, 𝗕𝗥𝗢𝗧𝗛𝗔!
— utahjazz (@utahjazz) May 10, 2021
Bojan Bogdanović is the Western Conference player of the week!#TakeNote pic.twitter.com/AZ9uH4mZvd
一方、通算20回目の選出となったウェストブルックは、チームが3勝1敗の成績を残した4試合で、平均22.3得点(FG成功率45.2%)、17.3リバウンド、18.3アシストをマークし、NBA史上初めて、4試合にわたって平均22得点以上、18アシスト以上、17リバウンド以上を記録した選手となった。
この週、ウェストブルックは、4試合すべてでトリプルダブルを達成したほか、4試合連続で15アシスト以上を記録。これは球団史上初であるとともに、リーグでも2016年のラジョン・ロンド以来初めての記録となった。ウェストブルックはまた、4試合以上連続で12リバウンド以上を記録しており、これは今季4回目である。
ウェストブルックは、3日(同4日)のペイサーズ戦で、14得点、24アシスト、21リバウンドをあげ、20アシスト以上かつ20リバウンド以上を記録したNBA史上3番目の選手となった。24アシストは、自己最多タイ記録であると同時に、ウィザーズの球団タイ記録でもある。
さらにウェストブルックは、オーバータイムの末に133-132で勝利した8日(同9日)のペイサーズ戦で、33得点、19リバウンド、15アシストを記録して通算181回目のトリプルダブルを達成し、オスカー・ロバートソンの史上最多記録に並んでいる。
OFFICIAL: Russell Westbrook is the Eastern Conference Player of the Week! 4️⃣😤 pic.twitter.com/xdR40FTJJB
— Washington Wizards (@WashWizards) May 10, 2021