ポール・ジョージとジェイソン・テイタムが第16週の週間最優秀選手に選出

YOKO B

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4月12日(日本時間13日)、NBAが2020-21シーズン第16週(現地2021年4月5~11日)の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージ、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが選出された。

オクラホマシティ・サンダーに所属していた2019年2月11日以来通算9度目の選出となったポール・ジョージは、チームが全勝した3試合で、平均33.7得点(フィールドゴール成功率56.5%、3ポイントショット成功率60.9%)、5.7アシストを記録。3試合連続で30得点超えをマークしてチームの5連勝に大きく貢献した。

6日(同7日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、第1クォーターだけで22得点をマーク。これは、クリッパーズの選手が第1Qで獲得した得点として2014年以来の最多記録となった。また、8日(同9日)のフェニックス・サンズ戦では、7本の3P成功を含む33得点をあげ、3P成功6本以上かつ30得点以上を2試合連続で記録した球団史上初の選手となっている(6日のブレイザーズ戦では3P9本中6本成功、36得点)。

一方、通算3度目の選出となったテイタムは、チームが3勝1敗の成績を残した4試合で、イースタン・カンファレンス最多となる平均31.5得点(FG成功率48.8%、3P成功率38.9%)、8.5リバウンド、3.8アシストを記録した。また、セルティックスが勝利した直近の3試合すべてで、少なくとも25得点、10リバウンド以上をあげており、これは、セルティックスの選手としては2003年のポール・ピアース以来の最長記録となった。

テイタムは、9日(同10日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で自己最多の53得点をあげ、球団史上最年少で1試合50得点超えを達成(1983年3月30日にラリー・バードが26歳と113日で達成した記録を更新)。また、この試合のレギュレーション中に10リバウンドを獲得し、セルティックスの選手として1989年のラリー・バード以来初となる、1試合50点以上かつ10リバウンド以上を記録している。

テイタムの週間最優秀選手賞選出は今季2度目で、セルティックスの選手が同一シーズンに複数回選ばれるのは昨季のジェイレン・ブラウンに続いて2年連続となる。


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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。