デイミアン・リラードとトレイ・ヤングが第21週の週間最優秀選手に選出

YOKO B

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5月17日(日本時間18日)、NBAが2020-21シーズン第21週(現地2021年5月10~16日)の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード、イースタン・カンファレンスからアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングが選出された。

今季3度目の選出となったリラードは、この週出場した4試合で、平均31.8得点(フィールドゴール成功率57.9%、3ポイントショット成功率45.7%、フリースロー成功率92.0%)、4.8リバウンド、6.8アシストを記録し、チームの3勝1敗に貢献。この3勝により、ブレイザーズはウェスタン・カンファレンスのプレイオフ第6シードを獲得し、8年連続のプレイオフ進出を決めた。

リラードは、10日(同11日)のヒューストン・ロケッツ戦で、34得点、9リバウンド、6アシストをマーク。リラードの活躍もあって、ブレイザーズは、第1クォーターだけで50得点をあげて球団記録を更新したほか、リーグタイ記録となる3ポイント12本を沈めた。13日(同14日)のフェニックス・サンズ戦では1点差で敗れたものの、リラードは、第4Qだけで10本中9本のFGを成功させて24得点をあげ、最終的に41得点を記録している。

16日(同17日)のデンバー・ナゲッツとのレギュラーシーズン最終戦では、22得点(FG13本中7本成功、3PT9本中5本成功、FT3本中3本成功)、10アシストのダブルダブルを達成。この試合で最初に沈めた3ポイントで、自身の球団記録であるシーズン3ポイント数(275本)を更新した。

リラードが週間最優秀選手に選ばれたのは、これが通算12回目。12回の受賞は球団史上最多となる。

一方、通算3度目の選出となったヤングは、平均24.3得点(FG成功率47.1%)、8.5アシストを記録し、チームの4試合全勝を牽引した。これによりホークスは、イースタン・カンファレンス5位となる41勝31敗の成績でシーズンを終え、2016-17シーズン以来となるプレイオフ進出を果たした。

ヤングは、10日(同11日)のワシントン・ウィザーズ戦で、36得点、6リバウンド、9アシスト、その2日後のウィザーズとの再戦で、33得点、8リバウンド、9アシストを記録して、勝利に大きく貢献。16日(同17日)のロケッツとのレギュラーシーズン最終戦では、16分の出場で10得点、9アシストとダブルダブルに近い活躍でシーズンを終えている。


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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。