NBA Gリーグは6月29日(日本時間30日)、ウィスコンシン・ハードとソルトレイクシティ・スターズを、2019-20シーズンのイースタン・カンファレンス、ウェスタン・カンファレンスの覇者として認定することを発表した。
3月28日(同29日)にレギュラ-シーズンが閉幕予定だったGリーグは、3月12日(同13日)に新型コロナウイルスの影響で停止。6月4日(同5日)に再開せずに中止することが決まっていた。以下、公式リリース抄訳。
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両チームの功績として、NBA Gリーグからそれぞれが選んだ団体に1万ドル(約107万円)が寄付される。ハードは「National Urban League」、スターズは「Represent Justice」をそれぞれ選んだ。
NBA Gリーグのシャリーフ・アブドゥル・ラヒーム会長は「ハードとスターズは見事な球団で、この表彰にふさわしいです」と話した。
「両チームともシーズンを通じ、Gリーグの頂点に立とうという目的をもって戦いました」。
チェイス・ブフォード・ヘッドコーチが率いるハードは、33勝10敗とリーグ最高成績でシーズンを終えた。ミルウォーキー・バックスと提携するハードは、ネットレーティングでリーグトップ、ディフェンシブレーティングで3位の数字を残している。ハードからはひとりの選手がNBAチームに昇格した。ユタ・ジャズのレジョン・タッカーだ。
一方、マーティン・シラーHCが率いたスターズは、30勝12敗という成績でシーズンを終えた。ジャズと提携するスターズは、ラスベガスのマンダレイベイ・コンベンション・センターで行なわれたMGM Resorts Gリーグ・ウィンターショーケースで優勝している。スターズからは2選手がNBAチームに昇格した。ジャズのジュワン・モーガンとヒューストン・ロケッツのウィリアム・ハワードだ。
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