【NBA Gリーグ注目カード展望】好調なプレイが続いている馬場雄大のテキサス・レジェンズがアイオワ・ウルブズと対戦

Reo Onishi

【NBA Gリーグ注目カード展望】好調なプレイが続いている馬場雄大のテキサス・レジェンズがアイオワ・ウルブズと対戦 image

日本時間2月9日(現地2月8日)、NBA Gリーグで目覚ましい活躍を続けている馬場雄大が所属するテキサス・レジェンズが、同じウェスタン・カンファレンスのアイオワ・ウルブズと対戦する。この試合は、『NBA Rakuten』で2月9日(日)午前10時半から配信される。なおこの試合は、会員登録をすれば無料で視聴することができる。

この試合をNBA Rakutenで見るには?

 

レジェンズを支える馬場のプレイを数字で分析

初のBリーグ出身の日本人NBA選手になることを目指し、アメリカでの挑戦を続けている馬場が、ここ最近絶好調だ。開幕当初はベンチからの出場が続き、出場時間も一桁に終わることがあった。しかし直近の3試合では先発ラインナップに名を連ねており、出場時間は26分16秒、37分11秒、35分37秒とすっかり主力級の活躍している。

実際に馬場のチームへの貢献度は、数字にも現れている。安定して二桁得点を記録するようになったここ10試合を見てみると、馬場は平均26.4分、12.4得点、フィールドゴール成功率57.3%、3ポイント成功率51.3%(試投数3.9本、成功数2.0本)、4.3リバウンド、2.0アシスト、1.3スティールという数字を残している。そして馬場が出場している時間帯の得失点差を示すプラスマイナスは、10試合合計でプラス61と、なんとチームトップを誇る。

さらに同期間中、100ポゼッションあたりの平均得点数を示すチームのオフェンシブ・レーティングは、馬場が出場している時間帯はチーム2位の116.6。逆に馬場が出場していない時間帯はチーム最下位の103.2と、その差は実に13.4もある。馬場がコートにいる時間の方が、オフェンスが格段に良いのだ。

そしてオフェンスだけではない。100ポゼッションあたりの平均失点数を示すチームの同期間中のディフェンシブ・レーティングも、馬場が出場している時間帯はチーム全体の111.4を下回る106.4で、出場していない時間帯は114.7まで跳ね上がる。ディフェンスでもその存在感が感じられる。

馬場がコートに立っている時間帯はレジェンズのチームとしてのプレイが良いというのが、具体的な数字となって現れている。簡単にまとめると、馬場が出場していると得点が増え、失点が減っているのだ。もちろんほかの選手のプレイも関わる数字なため、全てが馬場のおかげという訳ではないが、好影響をもたらしていることは間違いない。プレイタイムが安定して伸びていることにも頷ける。

レジェンズは現在18勝15敗でウェスタン・カンファレンス5位に位置している。プレイオフは各カンファレンスから6チームが出場するため、ギリギリでプレイオフ圏内という状況だ。対戦するウルブズは15勝17敗で同カンファレンス9位で、レジェンズを追う立場だ。レジェンズとしては、勝利して差を広げておきたいところだ。

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2月9日(日)AM 10:30よりNBA Rakutenでライブ配信!

Reo Onishi