Gリーグが2018-19シーズンに新ルールを試験導入

NBA Japan

Gリーグが2018-19シーズンに新ルールを試験導入 image

10月12日(日本時間13日)、NBA公式マイナーリーグのGリーグは、2018-19シーズンに新ルールを試験導入することを発表した。今季のGリーグでは、アドバンス時(第4クォーターとオーバータイム残り2分以降にボールをフロントコートに進める状況下)にショットクロックを14秒にリセットするルール、『トランジション・テイク・ファウル』を試験導入する。

🏀 NBA観るならRakuten TV

アドバンス時の14秒リセット:リセットタイムアウト(第4Q残り2分と延長中にタイムアウトを取ってボールをフロントコートに進め、選手交代も行なうことができるが、チームで集まって作戦を立てることはできないルール)、またはチームタイムアウト後にボールをフロントコートに進めた場合、ショットクロックは14秒にリセットまたは14秒未満の場合は秒数を変えずにプレイが再開される。

トランジション・テイク・ファウル:同ファウルは、守備側の選手がボールに対してのプレイを行なわない以下の状況で発生する。
1.ボールを保持している、またはパスをリリースした直後の攻撃側の選手に対して守備側がファウルを仕掛けた場合。
2.攻撃側が速攻から得点を決められる状況で、守備側がファウルを仕掛けた場合。
3.クリアパスファウル(速攻などで相手が確実に得点できる状況での守備側のファウル)の基準に該当しないファウルを犯した場合。

同ファウルを受けたチームには1本のフリースローが与えられ、試投する選手を自由に選択できる。また、プレイが中断された地点から攻撃権を維持した状態で試合を再開させられる。同ルールが適用される具体例はこちらから視聴可能。

NBA Gリーグは、すでに試験導入されている以下を含む実験的なルールを継続する。

●延長戦は3分から2分に短縮

●コーチの持つチャレンジ権は延長を含む試合中に1度だけ使用することができる。ファウル、ゴールテンディング、アウト・オブ・バウンズに対して吹かれた笛にしかチャレンジすることはできない。

●リセット:第4クォーター残り2分と延長中では、タイムアウトを取ってボールをフロントコートに進め、選手交代も行なうことができるが、チームで集まって作戦を立てることはできない。

●ファウル:試合中にプレイとは関係ないところでファウルが取られると、パーソナルファウルとチームファウルとしてカウントされ、相手チームに1本のフリースローが与えられる。

上記の実験的なルールが採用される以外の状況では、NBAと同じルールが適用される。

NBAでは、2018-19シーズンからオフェンシブリバウンドが絡む複数の状況でショットクロックを従来の24秒ではなく14秒にリセットされてプレイが再開されるルールの導入を決定したが、同ルールはGリーグで2016-17シーズンから試験導入されていた。

2018-19 NBA Gリーグは11月2日(同3日)に開幕する。今季は歴代最多27チームが参戦し、レギュラーシーズン50試合が行なわれる予定だ。


🏀 NBA 18-19シーズンをRakuten TVで楽しもう

📺 1か月間無料で見放題 スポーツ観るならDAZN

NBA Japan

NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ