3シーズン連続で同じ顔合わせとなったNBAファイナル2017は、ゴールデンステイト・ウォリアーズに対してクリーブランド・キャバリアーズが不利とみられている。だが、計8回のファイナルのうち6回で自身の所属チームが不利とみられていた彼だけに、その役割には慣れているのだ。
この点について問われても、ジェームズは「どちらにしても、ラスベガスでブラックジャックをするだけさ。だから関係ないよ」と一蹴した。
ラスベガスでのシリーズのオッズに関心を持たないジェームズは、バスケットボールにとって稀な瞬間であることを評価している。3年連続で同じ2チームの顔合わせとなるのは、史上初のことだからだ。そして、ジェームズ自身は7年連続のファイナル進出となる。
ジェームズは「自分の財産にとって素晴らしいことになると思う。引退してから振り返ったときに、『この選手は3年連続、4年連続、5年、6年とか連続でファイナルを戦ったんだ』と言えるんだ」とコメントした。
「そうやって話してもらえ、個人として達成できたことを見てもらえるのは素晴らしいことだと思う」。
「キャリアの長さや、長期にわたってハイレベルなプレイを続けられるかどうかという点で、僕は幸運だった。それに、2つの球団で4回ずつファイナルまで進むことができたんだ。これまでになかったことだね。だから、僕はいつも幸せだし、誇りに思っている。リーグ最大の舞台の一員でいられたことをずっと誇ってきたんだ。それがファイナルなんだよ」。
今回のシリーズについて、ジェームズは「どうなるかは分からないけど、様子をみよう」とコメント。両チームが昨季から向上しており、歴史に残る良い勝負になるはずとしたうえで、こう続けた。
「ただ、名誉に思うし、幸せだ。またファイナルの一員になれたことに、この上なく興奮している」。
原文: NBA Finals: LeBron James says Cavs being underdogs to Warriors 'doesn't matter' by Sporting News(抄訳)