NBAは10月29日(日本時間30日)、Sportradar、Genius Sportとのアメリカ国内における公式ベッティングデータ・パートナー契約を延長したことを発表した。以下、公式リリース抄訳。
***
複数年の新契約を結んだことで、SportradarとGenius Sportは引き続き、NBAとWNBAの公式ベッティングデータをアメリカ国内で公認されているスポーツベッティング運営会社に提供する包括的な権利を有することになります。これまで、NBAはアメリカ国内で20以上の運営会社とのスポーツベッティング・パートナーシップを承認してきました。
Genius SportとSportradarは、NBAと密に連携し、それぞれの州で合法的なスポーツベッティングが認められているNBAファンが合法的に試合に関してベッティングを行なう際に、公認のゲームオペレーターを通じ、リアルタイムでNBAの公式ベッティングデータにアクセスできるようにしてきました。それには、レギュラーシーズンとプレイオフを含むNBAとWNBAの全試合に関する公式ベッティングデータが含まれます。両社は、公式データフィードを使用したベッティングデータ製品を、公認のスポーツベッティング運営会社やプラットフォーム・プロバイダーに提供できます。
Sportradarのグローバル戦略パートナーシップの責任者、スティーブ・バードは「アメリカ市場におけるNBA公式ベッティングデータに関して、NBAとのパートナーシップを延長できたことをうれしく思っています」と話しました。
「合法なスポーツベッティングは、より多くの州に広がっており、全体的に人気が上がっています。私たちにとっては、ファンの顧客満足体験を再定義しつつ、最先端のNBAフィードとベッティング製品を運営会社に提供し続ける素晴らしい機会です」。
Genius Sportsチーフエグゼクティブオフィサーのマーク・ロックは「アメリカにおける公式データパートナーシップを我々Genius Sports Groupと続けることをNBAで選んでくれたことを、私たちはうれしく思っています。進化した試合中のNBAベッティング製品・サービスとともに、NBAの公式データを国中のスポーツベッティングに提供できるのを楽しみにしています」と話しました。
「私たちはバスケットボールのスポーツベッティングにおける革新の推進で世界的に知られており、このパートナーシップの延長は、NBAファンにとって最高級のベッティング体験を提供するための我々のコミットメントを再確認するものです」。
NBAのファンタジー&ゲーミング代表であるスコット・カウフマン・ロスは「過去2シーズンにわたり、SportradarとGenius SportはNBA公式ベッティングデータのソースでした。認可を受けたゲーム運営会社や、さらにはベッティングを通じてNBAとWNBAに関わるファンにとって、非常に重要です」と話しました。
「アメリカのスポーツベッティング産業は、とりわけ試合中のベッティングのための公式データの価値を認識しており、スポーツベッティングがアメリカ全体で発展している中、これらの契約延長で運営会社はリアルタイムフィードに引き続きアクセスできるようになります」。
***