NBAはシーズン再開の地となっているフロリダ州オーランドを含む、全米にある各チーム所在地の市場にて新型コロナウイルスのPCR検査を無料で提供する検査プログラムを発表した。
以下、公式リリース抄訳。
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7月29日(日本時間30日)、NBAはフロリダ州オーランドと全米のチーム市場に、何千ものCOVID-19(新型コロナウイルス)PCR検査を無料で提供する新たなコミュニティ検査プログラムを発表しました。このプログラムは、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、若者、家族、そしてファンを支え、絆を深め、インスパイアするために立ち上げられたNBAのグローバルコミュニティおよびソーシャルエンゲージメントキャンペーン『NBA Together』の一環であり、今月上旬に立ち上げられ、8月いっぱいまで実行されます。6月にNBA選手会と共に締結した2019-20 NBAシーズン再開の健康と安全プロトコルには、複数のコミュニティ検査プログラムの計画が組み込まれていました。
新型コロナウイルスの影響は、検査を受けられる機会が少ない歴史的に疎外され続けている有色人種コミュニティに最も集中していることが公衆衛生データによって明らかになっています。このニーズを満たすために、NBAはUnidosUS、National Urban League、そして複数の民間研究所と手を組み、最も必要としているコミュニティを特定し、無料検査プログラムに加えて公衆衛生情報をコミュニティのメンバーに提供しています。
フロリダ州オーランドのNBAキャンパスの検査プロバイダーであるBioReference Laboratoriesとのパートナーシップを通して、NBAはオーランド・バインランド・プレミアム・アウトレット内にて新型コロナウイルスPCR検査を毎日無料で提供しています。興味のある方は、簡単なアンケートに答え、新型コロナウイルス検査の日程を決めるスケジュールツールを通して予約することができます。予約、移動、スケジュールの情報確認やアンケートに回答するには Appointments.BioReference.com/NBAOrlando をご確認ください。
NBAのコミュニティ検査プログラムの一環として、リーグ、オーランド・マジック、そしてオーランド・スポーツ&エンターテインメント・ディストリクトは、7月11日(同12日)にアムウェイ・センターのガイコ・ガレージにて期間限定の検査イベントを開催し、近隣地域の方々に何百ものドライブスルー検査と立ち寄り検査を提供しました。今月上旬、全米に散らばる29のチーム市場にて連邦政府認定保健センターをそれぞれ特定し、NBAが資金提供した検査をさらに提供しました。併せて何千もの検査が米国中に提供されています。
リーグ、UnidosUS、そしてNational Urban Leagueはさらなる検査プログラムを模索し、世界的な健康と安全の最新情報を発信していくために協力しています。
さらにNBAは、保険当局者やその他パートナーで構成される全米における連合体であるThe Fight Is In USと協力し、新型コロナウイルスの生存者にウイルス研究や治療のために血漿(けっしょう)の提供を奨励し、このパンデミックに関する健康と安全の最新情報やリソースを共有していくことを目指しています。
リーグとして、より身近な形で検査を行なうために研究をしている、イェール大学公衆衛生学部やメイヨ・クリニックなどの腫瘍研究機関への支援を継続しています。
さらに詳しい情報は www.NBATogether.com で確認することができます。
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