6月27日(現地26日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにてNBAドラフト2024の1巡目指名が開催された。翌日には2巡目の指名が行われ、ブロニー・ジェームズが父親のレブロン・ジェームズのいるロサンゼルス・レイカーズに指名された。
ここでは全チームの指名選手、ドラフト前後に行われたトレードをまとめ、分析していく。なお、トレードは報道時点でのものも含まれるため、公式リリース後に多少の変化もあり得る。
NBAドラフト2024 1巡目 6月27日
1位 ザカリー・リザシェイ Zaccharie Risacherアトランタ・ホークス フランスリーグのJLブールでプレイしていたフランス人フォワード。自分でオフェンスを生み出すタイプではないが、合わせからの動きに長けており、昨季は3ポイントショットも向上させた。横の動きも良く、ディフェンス面では複数ポジションを守れる。クリエイターとしてはまだ成長中。 ホークスは強運で手にした全体1位指名で、トレードなども検討したが最終的にリザシェイに落ち着いた。現状のロスターからトレードなどを行うかに注目。 | |
2位 アレックス・サー Alex Sarrワシントン・ウィザーズ センターのポジションながらも、攻守でウィングのような動きができる期待のフランス人選手。224cmのウィングスパンを駆使したディフェンスが強力。ジャンプショットを中心にオフェンス面をもっと安定させる必要があるが、キャッチからのドライブ、ショートロールからのパスなどは魅力的。2019年にレアル・マドリードのユースチームで2年間過ごしたのち、アメリカのオーバータイム・エリートで1年プレイし、昨季はNBL(オーストラリア)のパース・ワイルドキャッツでプレイすることを選択。 ホークスとのワークアウトは行わなかったサーだが、それはウィザーズとのフィットを気に入ってのこと。再建モードであるチームの中心選手として活躍することを望んだ。同じフランス人のビラル・クリバリーがいるのも良かったのだろう。 | |
3位 リード・シェパード Reed Sheppardヒューストン・ロケッツ 優れたシューターでコンボガードとしてプレイができる。サイズはないが判断力が高く、オンボールディフェンダーとしても鼻っ柱の強さを見せる。シーズン中にかなり評価を上げたものの、NCAAトーナメントではあまり結果が出せなかった。NBAではまずサイズを克服できるかが勝負。 ロケッツはトレードも模索したが、最終的にはこのドラフトで高い評価を受けていたポイントガードのシェパードを獲得。かなり利他的な選手なので、周りの若手の成長を促進するような動きが期待できそう。 | |
4位 ステフォン・キャッスル Stephon Castleサンアントニオ・スパーズ サイズのあるコンボガードで、自ら得点も周りへのパスもできるプレイメイカー。タッチも柔らかく、3Pが向上すればさらにオフェンスで脅威となれる。ディフェンスではそのサイズを利用し、柔軟さも見せる。1年生ながらもUConnの連覇に大きく貢献した。 ガードの補強が必須だったスパーズにとっては嬉しい指名。サイズのあるポイントガードとして、ビクター・ウェンバンヤマとの相性も期待ができそうだ。 | |
5位 ロン・ホランドRon Hollandデトロイト・ピストンズ 鋭い合わせからフィニッシュができる身体能力とエナジーレベルが高いウィング選手。特にディフェンス面では今ドラフトのベストプレイヤーの1人となれるほどの圧力がある。外からのショットを向上させたい。 マタス・ブゼリスの指名が濃厚と言われていたピストンズだが、トレイジャン・ラングドンがバスケットボール運営部門代表となったことで方針が変わったか。 | |
6位 ティジャン・サローン Tidjane Salaunシャーロット・ホーネッツ まだ荒削りな選手なだが非常にポテンシャルが高い。長さと機動力もあり、外からも打てる。ショットが安定し始めれば脅威となるダイヤの原石。今年多くいるフランス人プロスペクトの中で、最終的にベストプレイヤーになってもおかしくないという評価をする人もいるくらいのポテンシャル。 ラメロ・ボール、ブランドン・ミラー、マーク・ウィリアムズという若手がすでにいる中で、長期的なコアを作りたいところ。 | |
7位 ドノバン・クリンガン Donovan Clinganポートランド・トレイルブレイザーズ 身長218cm、ウィングスパン231cmととにかくサイズのあるリムプロテクターで、ポジショニングの良さからいるだけで相手のショットを変えてしまえる。インサイドでの得点能力も高く、リムランからのロブフィニッシュも可能。フリースローを苦手としており、外からのシュート力はあまり期待できない。NCAAトーナメントで大活躍し、UConnの2連覇に大きく貢献した。 多くのチームがクリンガン指名のためにトレードアップを狙っているという話もあったが、最終的にブレイザーズがそのまま指名する形に。彼の守備での圧倒的存在感はブレイザーズも欲していた要素だろう。ディアンドレ・エイトンとロバート・ウィリアムズ三世がいるだけに、何かしら動きがある可能性も。 | |
8位 ロブ・ディリングハム Rob Dillinghamスパーズ→ミネソタ・ティンバーウルブズ トレード
とにかく得点能力の高いガード。中に侵入してからのレイアップやフローターから、外でのプルアップまで多様な得点方法を持ち合わせる。大学に入ってからはプレイメイカーとしても成長。ディフェンスは向上させることが必要。 ポイントガードがウルブズの補強ポイントだったのはプレイオフを見ても明らかだっただけに、数年先の指名権を放出することとなったものの、評価の高いディリングハム獲得は大きい。 | |
9位 ザック・イディー Zach Edeyメンフィス・グリズリーズ 2度の大学MVPを誇る巨大センター。中国系カナダ人で、昨年のワールドカップではカナダ代表としてプレイしている。インサイドを圧倒できるが、外に引っ張り出された時にどこまでできるかが課題。それもあって今年までNBAスカウトからの評価はそこまで高くなかったが、NCAAトーナメントでの活躍で大きく評価を上げた。 グリズリーズはスティーブン・アダムズを失って以降、ジャレン・ジャクソンJr.の横にセンターを欲していたのは誰もがわかっていた。トレードでクリンガンという噂もあったが、動かずにイディーを獲得。もう少し下でも取れたのではないかという声も多く、トレードダウンして何かしら獲得するチャンスを逸した可能性もある。イディーがどれだけNBAで通用するかが未知数なだけに、大きな賭けに出る形となった。 | |
10位 コディ・ウィリアムズ Cody Williamsユタ・ジャズ サンダーのジェイレン・ウィリアムズの弟。長さのある何でも屋さんウィング選手。シューターとしてはまだ成長が必要だが、ハンドラーとしてもディフェンダーとしても起用できる。線が細いこともあり、身体作りは必要となりそうだ。 成長に少し時間はかかるかもしれないが、兄同様NBAでの活躍がかなり期待できるポテンシャルを持っている。ジャズがチームとしてどれだけ再建モードにいるのかが気になるところ。 | |
11位 マタス・ブゼリスMatas Buzelisシカゴ・ブルズ パスセンスが高く、オフェンスでの繋ぎ役として活躍できるポイントフォワード。一時は全体1位指名候補として挙げられていたほど、スカウト陣からの期待値は高い。リム周りでのタッチが柔らかく、フローターを得意とする。外からのショットを向上中。 トップ5選手という評価が多かっただけに、ブルズとしてはブゼリスがここまで残っていたのは大喜びだろう。地元シカゴ出身ということもあり、本人も家族も大喜びだった。 | |
12位 ニコラ・トピッチ Nikola Topicオクラホマシティ・サンダー 数週間前に前十字靭帯(ACL)の部分断裂を負っており、シーズン序盤又は多くを欠場することとなる。長身ながらも優秀なピック&ロールハンドラーであり、ポイントガードとして起用できる。ケガするまでは、トップ5予想されるほど大きく評価を上げていた。来季はニコラ・ヨキッチとニコラ・ヨビッチとニコラ・トピッチがリーグにいることになる。 今季プレイできるかはまだわからないが、プレイメイカーのジョシュ・ギディーを放出したサンダーにとってピック&ロールマイスターのトピッチを指名できたのは嬉しいはず。1年休んでからプレイするという意味では、チェット・ホルムグレンでの成功もあるだけに、サンダーなら辛抱強く復帰を待てそう。 | |
13位 デビン・カーターDevin Carterサクラメント・キングス ビッグイースト・カンファレンスの最優秀選手で、相手のオフェンスの起点を潰しにいけるフィジカルなディフェンダー。オフェンスでもあらゆる面で貢献できるタイプであり、使い勝手はいい。父は元NBA選手のアンソニー・カーター。 屈強なディフェンスとフィジカルさを持ち合わせたガード選手ということで、キングスのディアロン・フォックスとマリーク・モンクといい具合に補い合えそうだ。 | |
14位 カールトン・キャリントン Carlton Carringtonブレイザーズ→ワシントン・ウィザーズ トレード
得点力が高くサイズのあるキャリントンを獲得。愛称はバブ。キャッチ&シュートからよりもプルアップで自らショットを生み出すタイプ。 育てていたデニ・アブディヤをトレードしてまで獲得した指名なだけに、期待値も高い。キャリントンはまだ18歳と若く、サーやクリバリーなどの若手と一緒に成長できるタイムラインにいる。 | |
15位 ケレル・ウェア Kel'el Wareマイアミ・ヒート 身体能力の高いインサイドフィニッシャー。しかしインサイドだけでなく、外からの放てることも見せており、平均1.3本と少ない試投数ながらも3P成功率42.5%を記録している。リムプロテクターとしても優秀だ。フィジカルで圧倒するタイプではないので、同じくらいのサイズ感のNBA選手相手に臆さないことが重要。 | |
16位 ジャレッド・マケイン Jared McCainフィラデルフィア・76ers 今ドラフト屈指のシュート力を誇るポイントガード。プルアップでもキャッチ&シュートでも正確に放つことができる。ポイントガードとしても良い読みでピック&ロールからクリエイトできる。素早さがそこまであるわけではないので、より大きい相手にどこまでできるか。 | |
17位 ダルトン・コネクト Dalton Knechtロサンゼルス・レイカーズ 中でも外でも得点できる優秀なスコアラー。ディープスリーも持ち合わせ、ドリブルからのショットを生み出せる。ピック&ロールのハンドラーもこなすことができる。ディフェンス面では横の動きが弱点となりがちで、そこは向上させたい。 | |
18位 トリスタン・ダ・シルバ Tristan da Silvaオーランド・マジック サイズの割にはハンドリング能力が高く、複数ポジションが守れ、あらゆる役割を担える使い勝手の良い選手。身体能力がずば抜けているわけではないが、外でも中でも得点ができる。 | |
19位 ジャコービー・ウォルター Ja'Kobe Walterトロント・ラプターズ スクリーンやハンドオフからのシュートを得意とするコンボガード。競争心が強いエナジータイプのプレイヤーでもあり、ディフェンスでも頑張る。ハンドリングはまだそこまでではない。 | |
20位 ジェイロン・タイソン Jaylon Tysonクリーブランド・キャバリアーズ 197cmのポイントフォワードとしてサイズとプレイメイクをもたらせる。スコアラーとしても成長を見せており、中でも外でも得点ができる。ディフェンダーとしても複数ポジションが守れる。ターンオーバーの面で雑になりがちなので、ロールプレイヤーとしての役割をしっかりと確保したい。 | |
21位 イブ・ミッシ Yves Missiニューオーリンズ・ペリカンズ ミッシはエナジーを具現化したような選手。疲れ知らずのプレイと、爆発力ある身体能力を持つ。まだ荒削りだが、リバウンド、ブロック、アリウープダンクが期待できる跳躍力を持っている。 | |
22位 ダロン・ホルムズ二世 DaRon Holmes IIサンズ→デンバー・ナゲッツ トレード
A-10最優秀選手と最優秀守備選手に選出されたインサイド選手で、ナゲッツがトレードでヨキッチの控え選手を獲得した形になる。 | |
23位 AJ・ジョンソン AJ Johnsonミルウォーキー・バックス オーストラリアのイラワラ・ホークスでプレイした素早いガード選手。ドリブルで自由自在に切り込むことができるが、まだ荒削りさが目立つ。 | |
24位 キーショーン・ジョージ Kyshawn Georgeニックス→ワシントン・ウィザーズ トレード
ボール運びができて複数ポジションを守れるビッグガード。シューターとしても優れており、1年世にして一気に活躍したことでワン&ダンできる位置まで評価を上げた。 | |
25位 パコム・ダディエ Pacôme Dadietニューヨーク・ニックス オンボールでもオフボールでも得点を重ねることができるフランス人。ディフェンスは課題なのでトム・シボドーHCの下でプレイするにはそこを成長させる必要があるが、将来性のあるプロスペクト。 | |
26位 ディロン・ジョーンズ Dillon Jonesウィザーズ→ニックス→オクラホマシティ・サンダー トレード
トレード
サイズを利用してプレイするポイントガード。ボールハンドラーとして創造力が高く、リム周りではフローターを得意とする。ガードとしてリバウンド力が高いのも魅力的。 | |
27位 テレンス・シャノンJr. Terrence Shannon Jr.ミネソタ・ティンバーウルブズ サイズのあるガードで得点能力が高い。高い突破力でリングまでアタックすることができ、ハーフコートでは合わせの動きも優れている。3Pは安定しないが、当たり始めると止まらない怖さも。ディフェンスも身体能力を使った強さがある。ビッグ10・トーナメントでは富永啓生率いるネブラスカ大と対戦し、シャノンJr.の大活躍でイリノイ大が勝利している。 | |
28位 ライアン・ダン Ryan Dunnナゲッツ→フェニックス・サンズ トレード
今ドラフトのベストペリメーターディフェンダーと言っても過言ではない。シュート力はあまりないがIQと守備力の高さが魅力的。サイズを使って複数ポジションで守ることができる。 | |
29位 アイザイア・コリアー Isaiah Collierユタ・ジャズ ハンドリングが良くフィジカルの強いポイントガード。高校時代は全米ナンバーワンリクルートで、今年は手のケガもあって少し評価を下げた。外からのシュート力を伸ばしたい。 | |
30位 ベイラー・シャイヤーマン Baylor Scheiermanボストン・セルティックス 左利きシューター。3Pが打て、ドリブルから相手の守備を読みながらパスすることもでき、複数のポジションが守れる。 |
NBAドラフト2024 2巡目 6月28日
31位 ジョナサン・モグボ Jonathan Mogboトロント・ラプターズ サイズのあるフォワードでありながらハンドル能力も高い。外からのシュート力はあまりないので、プレイメイカーとしてどれくらい能力発揮できるか。ディフェンス面ではスウィッチしながら守れそう。 | |
32位 カイル・フィリパウスキー Kyle Filipowskiユタ・ジャズ ビッグマンのサイズ感ながらもウィング選手のようなハンドリングができ、ボールをどんどん動かすことができる。ピック&ポップでもポストアップでも得点を生み出せる優秀な選手だが、すでにポテンシャル面で頭打ちの可能性がある。3Pが伸びればより活躍できる。 | |
33位 タイラー・スミス Tyler Smithミルウォーキー・バックス 今ドラフト3人目のイグナイト選手。多彩なフォワードで、シュート力がある。高さを利用して相手の上からシュートできる。ディフェンスを向上させたい。 | |
34位 タイラー・コーレック Tyler Kolekブレイザーズ→ニューヨーク・ニックス トレード
冷静なプレイメイカーで、あらゆるスピードでプレイできるガード選手。ドライブの鋭さが武器で、スペースを空けられれば3Pも決められる。左利き。 | |
35位 ジョニー・ファーフィー Johnny Furphyスパーズ→インディアナ・ペイサーズ トレード
シュート力のフォワードで、オフボールで常に動き回ってボールを貰える動きをする。素早い選手に対するディフェンスを苦手としているが、ハッスルタイプの選手なので十分に貢献できるタイプ。 | |
36位 フアン・ヌニェス Juan Nunezペイサーズ→サンアントニオ・スパーズ トレード
ブンデスリーガでプレイしていたスペイン人で、昨年のワールドカップにスペイン代表で先発ポイントガードとして出場。創造力あるパサーで観る者を魅了する。 | |
37位 ボビー・クリントマン Bobi Klintmanウルブズ→デトロイト・ピストンズ トレード
オーストラリアでプレイしていたスウェーデン人。攻守で活躍できるNBAが欲するような体格の持ち主。ディフェンスが良い。 | |
38位 エイジェイ・ミッチェル Ajay Mitchellニックス→オクラホマシティ・サンダー トレード
ボールを持っていてもいなくても活躍できる多彩なガード。身体能力はそこまで高くないが、IQの高さと巧みな動きで相手をかわす。 | |
39位 ジェイレン・ウェルズ Jaylen Wellsメンフィス・グリズリーズ 優れたシューターで、クローズアウトに対してドライブも仕掛けられるが、リム周りでの得点はあまりない。ディビジョン2から転校で上がってきた苦労人。 | |
40位 オソ・イガダロ Oso Ighodaroブレイザーズ→サンダー→ニックス→サンズ トレード
トレード
スウィッチをしながら守れるセンターで、パス能力も高い。アンダーサイズなので起用方法が多少限定されるか。 | |
41位 アデム・ボナAdem Bonaフィラデルフィア・76ers 身体能力を利用した屈強なディフェンシブインサイド選手。バスケを始めたのは13歳。 | |
42位 KJ・シンプソン KJ Simpsonヒューストン・ロケッツ サイズはないがタフショットをねじ込めるスモールガード。オフボールの動きもよくリリースが速い。ディフェンスが悪いわけではないが、そのサイズから間違いなく狙われる。 | |
43位 ニコラ・ジュリシッチ Nikola Djurisicヒート→アトランタ・ホークス トレード
ドリブルからクリエイトすることができるセルビア人プレイメイカー。シュートタッチは良いが、安定しないところがあるのでそこが課題。 | |
44位 ペル・ラーソン Pelle Larssonロケッツ→ホークス→ヒート トレード
トレード
スウェーデン人で父は元スウェーデン代表。キャッチ&シュートを得意とする。ハッスルプレイヤーでもあるのが魅力的。 | |
45位 ジャマール・シェッド Jamal Sheadキングス→トロント・ラプターズ トレード
センスが光る正統派ポイントガードで、リーダータイプ。キャッチからのショットはそこまででもなく、サイズが小さいことからディフェンスで狙われそう。 | |
46位 キャム・クリスティー Cam Christieロサンゼルス・クリッパーズ マックス・クリスティーの弟で、3Pショットが得意なシューター。 | |
47位 アントニオ・リーブス Antonio Reevesマジック→ニューオーリンズ・ペリカンズ トレード
キャッチ&シュートが得意なシューター、オフボールでの動きが期待できる。 | |
48位 ハリソン・イングラム Harrison Ingramサンアントニオ・スパーズ プレイメイクのできるフォワードで、複数ポジションをこなすことができる使い勝手の良いタイプの選手。 | |
49位 トリステン・ニュートン Tristen Newtonインディアナ・ペイサーズ UConnの連覇に大きく貢献しているグルーガイ、いわゆる繋ぎ役となれる選手。多くのスキルを持つだけに、何か突出したものを手に入れたい。 | |
50位 エンリケ・フリーマン Enrique Freemanインディアナ・ペイサーズ ウォークオンでチームに入りMACの最優秀選手まで登り詰めたレアタイプ、アクロン大からの指名も1987年以来と珍しい尽くし。フットワークを駆使したポストでのオフェンスを得意とし、両手でフィニッシュできる。外はない。ディフェンスでは動けるしウィングスパンが長い。 | |
51位 メルビン・アジンサ Melvin Ajinçaウィザーズ→ニックス→マーベリックス トレード
トレード
トレード
長さのある3&Dタイプのフランス人選手。ステップバック3Pやミドルレンジからのプルアップなどを得意とする。ハンドリングやプレイメイクはそこまで。 | |
52位 クインテン・ポストQuinten Postウォリアーズ→サンダー→ブレイザーズ→ゴールデンステイト・ウォリアーズ トレード
3Pを得意とするセンターで、コートを広げることができる。リム周りのタッチも柔らかいが、名前の割にポストプレイはそんなに。 | |
53位 キャム・スペンサー Cam Spencerピストンズ→ウルブズ→グリズリーズ トレード
トレード
ハンドル能力の高い優れたシューター。大学では5年プレイしているが、3P成功率は40%を超える。スクリーンやハンドオフからシュートできる。ウィングとしてはアンダーサイズ。 | |
54位 アントン・ワトソン Anton Watsonボストン・セルティックス ディフェンス頑張るマン。オンボールもオフボールも、センターからスモールガードまで守る。 | |
55位 ブロニー・ジェームズ Bronny Jamesロサンゼルス・レイカーズ レブロン・ジェームズの息子で良くも悪くもとても注目度が高い。さすが父親譲りか、身体能力とIQが高いが、当初思われていたよりも身長がない。コンバインでは3Pを決めていたが、シーズン中はあまり入っていない。 レイカーズに指名されたことで史上初の親子チームメイトが当然話題だが、ブロニー自身は目標とする選手にデイビオン・ミッチェルなどの名前をあげており、自分のスキルセットや、NBAでやっていくために必要なことなどを客観視できているのが好印象。 | |
56位 ケビン・マッカラーJr. Kevin McCullar Jr.ナゲッツ→サンズ→ニューヨーク・ニックス トレード
トレード
どんな戦術でも攻守で活躍することができるIQの高いウィング選手。シーズン序盤は大学ベストプレイヤーの1人だったが、その後ケガで限定されてしまったことで評価を落としている。 | |
57位 ユーリッシュ・ショムシェ Ulrich Chomcheグリズリーズ→ウルブズ→トロント・ラプターズ トレード
トレード
NBAアカデミー出身のカメルーン人センター。今ドラフトで最も若い選手であり、とても荒削りだがその分ポテンシャルも高い。腕も長く身体能力も高いので、ディフェンスでの存在感が大きい。 | |
58位 アリエル・フクポルティ Ariel Hukportiマーベリックス→ニューヨーク・ニックス トレード
直近はブンデスリーガでプレイしており、過去にはNBLのメルボルン・ユナイテッドでもプレイしているトーゴ系ドイツ人。昔ながらのインサイド選手。 |
※フィラデルフィア・76ersとフェニックス・サンズの2巡目指名権ははく奪されたため、今年のドラフトは58位まで。
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