NBAが、ゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズによるCOVID-19(新型コロナウイルス)のワクチン接種義務の宗教上の理由による免除申請を却下した。サンフランシスコ州の要件を満たすまで、ウィギンズはホームゲームに出場できなくなる。『AP』が報じた。
ニューヨーク州とサンフランシスコ州の新型コロナ規制により、ニューヨーク・ニックスやブルックリン・ネッツ、ゴールデンステイト・ウォリアーズの選手たちは、医療上ないし宗教上の理由による免除が適用されない限り、ワクチン接種が求められる。
9月24日(日本時間25日)、NBAはウィギンズの要請を見直した結果、却下したと発表した。
ワクチンを接種していない選手は今季プレイすることが可能だが、NBAは練習や移動で日々検査を受ける必要があるとしている。また、試合日は最低でも1回、可能な限りは複数回にわたっての検査が必要。一方、ワクチン接種が完了している選手は日々の検査が義務付けられない。
The NBA has announced the following: pic.twitter.com/6t1spKMU35
— NBA Communications (@NBAPR) September 24, 2021
ニックスのスコット・ペリーGMは、選手、コーチ、スタッフが「100%ワクチン接種を完了した」と述べた。ネッツのショーン・マークスGMは、まだ一部選手が要件を満たしていないとした上で、10月19日(同20日)のレギュラーシーズン開幕までには全員が間に合うとの見解を示している。
NBAのトレーニングキャンプは9月28日(同29日)に始まる。