10月8日、中国・深センの深セン大学センターでフィラデルフィア・76ersとダラス・マーベリックスによるNBAチャイナゲーム2018の2戦目が行なわれ、ルーキーのルカ・ドンチッチが15得点、5アシストを記録したマブスが115-112で接戦を制した。
ドンチッチは第1クォーターから3本の3ポイントショットを決めるなど、序盤から躍動。一方の76ersは最初の9本の3Pショットを外すなど、シュートが低調で、試合はマブスペースで進んだ。
しかし外が入らない分、76ersはこの試合で29得点、7リバウンドと活躍したジョエル・エンビードを軸にインサイドで対抗した。76ersはエンビードのほかにロバート・コビントンが18得点、6リバウンド、6アシスト、ベン・シモンズが10得点、9リバウンド、6アシストを記録した。
マブスはベンチからJJ・バレアが14得点をあげるなど活躍を見せたが、この日のベンチからのヒーローは地元・中国出身のディン・ヤンユーハだった。チャイナゲームズ1戦目をひざの痛みで欠場していたヤンユーハはこの日、第4Q残り8分33秒で登場し、会場は大歓声に包まれた。9分の出場でフリースローでの1得点に終わったものの、彼にとっては特別な試合になったことだろう。
バレアは「この夜がディンにとってどれだけ特別なものなのかは我々も理解している」と試合後に語った。
「チームメイトとして彼は愛されており、一緒にここ数日をとても楽しんでいる。彼のことはとても誇らしく、みんなとても興奮している」。
第4Qだけで6回リードが入れ替わるなど、最後まで勝負の行方のわからない熱気溢れる試合でチャイナゲームズは幕を閉じた。76ersはこれがプレシーズン最終戦となり、マブスは米国に戻ってからシャーロット・ホーネッツとの試合をこなし、レギュラーシーズン開幕を迎える。
🏀 NBA 18-19シーズンをRakuten TVで楽しもう