最優秀ヘッドコーチ賞のマイク・ブーデンホルザー「特別な1年だった」

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6月24日(日本時間25日)、『NBA Awards Presented by Kia on TNT』(NBAアウォーズ)が、カリフォルニア州ロサンゼルスのバーカー・ハンガーで開催され、ミルウォーキー・バックスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチが年間最優秀ヘッドコーチ賞に選出された。受賞後、ブーデンホルザーHCが報道陣との質疑応答に臨んだ。

📺 NBAアウォーズ配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)

――(司会者)この素晴らしい、名誉ある賞に選ばれた感想は?

とても素晴らしい。もちろん、球団にとても、とても感謝している。オーナー陣からフロント、コーチングスタッフのみんなにね。日々全力で仕事をしてくれた彼らは素晴らしかった。それからもちろん、バックスの選手たちは特別だよ。特別な一年だった。

彼らのコーチでいられて、感謝するばかりだ。バックスと前進し、さらに素晴らしいことを成し遂げるのを楽しみにしている。

――アトランタ・ホークスで初めて受賞した時のコーチングスタッフから、3人の異なるヘッドコーチがNBAのチームを率いることになった。当時のグループの何が特別だったのか? 今後を見据えて、今のスタッフについてはどのように見ているか?

この6年で個人的にはたくさんの素晴らしいことがあった。だが、初めてヘッドコーチになり、スタッフを集め、今ではそこからクイン・スナイダーがユタ・ジャズを、ケニー・アトキンソンがブルックリン・ネッツを、そしてこれからテイラー・ジェンキンスがメンフィス・グリズリーズを指揮する。そのことに、何よりも誇りを感じるよ。何よりも興奮する。

試合に勝って、成功して…でも、彼らのことがとてもうれしい。毎日コーチミーティングを一緒にしていた。私は愛情たっぷりに話し合っていたし、彼らは私をプッシュしてくれた。私を向上させてくれたんだ。彼らがステップを踏み、ヘッドコーチになるのに、自分も何かしらを与えられたと願う。

――あなたは集団を重視するが、ヤニス(アデトクンボ)というMVPがいる。今後はどういうビジョンか? この2年で独特な文化をつくってきたが、それを保って次のレベルにつなげるのに、どう考えているか?

まさに、グループの団結を保つことが、私たちにとって非常に重要だと考えている。そのために全力を尽くすし、そのうえで、適切な理由で適切な選手を戻していかなければいけない。継続は重要なことだが、大事なのは継続だけでもないんだ。

我々は自分たちが素晴らしいグループだと感じている。プレイオフを含め、今季の選手たちはコートで特別なことをやってのけた。最後は足りなかったが、自分たちにはファイナルで戦い、優勝するチームになるだけの才能と気質があると感じている。だから、もっと向上しなければいけない。選手たちも個々で成長しなければいけないし、私もコーチとして成長しなければ。1年目を終えて、あらゆる分野を向上できると考えると興奮するよ。それができれば、我々は本当に良いところにいけると感じている。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ