3度目のシックスマン賞を受賞したルー・ウィリアムズ「今年は最初から目指していた」

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6月24日(日本時間25日)、『NBA Awards Presented by Kia on TNT』(NBAアウォーズ)が、カリフォルニア州ロサンゼルスのバーカー・ハンガーで開催され、ロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムズがKia NBAシックスマン賞に選出された。受賞後、ウィリアムズが報道陣との質疑応答に臨んだ。

📺 NBAアウォーズ配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)

――(司会者)3度目の受賞にはどういう意味が?

多くの意味がある。キャリアを通じて、これが自分の道だった。だから、通算で5回のファイナリストで、3回受賞でき、このように栄えある賞をいただけたことは、大きな意味があるよ。

――このレベルでプレイできると思わないと複数のコーチから言われたと明かしていたが、これだけのプレイをしてきて、この2年はどういう意味があったか?

大きかったね。4年前に、僕はもう終わりだと思った。キャリアの終わりにたどり着いたと思ったんだ。ロサンゼルスに来て、再び活力を感じる環境に囲まれて、自分に証明すべきことがあると感じた。

昨季、ヒューストン・ロケッツからクリッパーズにトレードされた時に、一部の友人や家族に連絡して、基本的にはラストシーズンになると話していたんだ。だから、自分の中ではお別れパーティーみたいになっていた。親しい友人や家族だけが、僕の気持ちを知っていたんだ。それからロサンゼルスに来て、またシックスマン賞をもらえるチャンスを手にして、士気が高まった。本当にそれが必要だったんだ。今年も受賞できて、すごく光栄だ。そして、今後を楽しみにしている。

――これまでの2回の受賞と何が違うか?

開幕前から受賞したいと思っていたことが違った。これまではただプレイして、流れに従っていただけだったけど、今年は受賞したいと思っていた。財産のようになると感じていたんだ。受賞回数でジャマール(クロフォード)に並びたかったしね。今年は受賞したいと、より集中していた。

――クロフォードの名前が出たが、彼もドック・リバース・ヘッドコーチの下で受賞した。リバースHCとは?

選手を成功させてくれる人だ。チームが成功していくうえで、ベンチメンバーがどれほど大切かを理解していると思う。彼は選手たちからベストを引き出すんだ。

スターターが素晴らしくても、途中出場の選手たちが活躍する必要性を理解しているコーチのひとりだね。彼はシックスマン賞を生み出す達人みたいな人なんだ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ