4月11日(日本時間12日)、NBAは2018-19レギュラーシーズンの観客動員数が、過去最高に達した昨季とほぼ同数だったことを発表した。また、全席完売となった試合数では5年連続で新記録を達成し、昨季に続いて2年連続で各会場の収容人数の95%以上が埋まったシーズンとなった。
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昨年まで4年連続で年間を通しての合計観客動員数で新記録が更新してきたが、今季の観客動員数も昨季とほぼ同数の2196万4447人だった。今季からは新会場の収容人数が減り、一部のアリーナでは改修工事を行なうなど、昨季と比べて合計で14万1000席以上も少なくなった。そんななかでの今季の数字は特筆に値すると言える。
各アリーナの座席数が減少しながらも、今季の観客動員数は歴代4位の記録だ。トップ3は、昨季の2212万4559人、2016-17シーズンの2199万7412人、2015-16シーズンの2197万2129人。
また、今季はリーグ新記録となる760試合で全席完売を記録した。昨季の記録は741試合だった。
今季レギュラーシーズンのその他の特筆すべき数字は以下の通り。
グッズ収入の増加: NBAStore.comでのグッズ売り上げが、2017-18シーズンから10%増。
NBAリーグパス加入者の増加: NBAリーグパスの加入者は、前年比+21%増を記録。これは、世界的規模のデジタル購読型サービスの加入者増加率では新記録となる。今季からは、各クォーター終了後から通常よりも低い価格で視聴できるサービスや0.99ドル(約110円)で10分間だけライブ視聴ができる新たなサービスも導入された。
ソーシャルメディア: NBA関連ソーシャルメディアの数字も前年と比べて伸び、918万人(前年比+14%)がアクションし、動画視聴者数も11億5000万人(前年比+5%)にのぼった。全体ではリーグ、チーム、選手関連のソーシャルメディア・プラットフォームでの“いいね”の数やフォロワー数を足すと16億を超えた。
NBAプレイオフ2019は4月13日(同14日)から開幕し、16チームがNBAファイナル進出とラリー・オブライエン・トロフィー(優勝杯)をかけて戦う。
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