NBAは3月15日(日本時間16日)、元ユタ・ジャズのイライジャ・ミルサップの同球団に対する主張について、独立した外部弁護士との共同調査の結果を発表した。
ミルサップは2月24日(同25日)、ジャズのバスケットボール運営部エグゼクティブバイスプレジデントを務めるデニス・リンジーから不適切な発言があったと話していた。
ツイッターでの投稿で、ミルサップは2015年4月の退団時の面談中、クイン・スナイダー・ヘッドコーチと話している際、リンジーから「あとひと言でも言えば、お前の黒い尻を切り落とし、お前をルイジアナに送り返す」と言われたと訴えている。
リンジーは発言を否定し、スナイダーHCは記憶がなく、そのような発言があれば覚えていたはずと話した。ジャズはミルサップの投稿後、NBAと連携して外部機関と調査することを発表していた。
NBAは3月15日(同16日)、ミルサップとリンジーを含む面談出席者全員や、ミルサップの主張を裏付ける立場にあったと考えられる全員に対する聞き取り調査、および面談時のメモや関連情報を見直した結果、ミルサップが主張する発言は確定されなかったとしている。