2月24日(日本時間25日)、NBAが2020-21シーズンのレギュラーシーズン後半戦のスケジュール(試合日程)を発表した。シーズン後半戦は3月10日(同11日)に始まり、5月16日(同17日)に終了する予定だ。
後半戦の初日となる3月10日(同11日)には、ワシントン・ウィザーズ対メンフィス・グリズリーズ、サンアントニオ・スパーズ対ダラス・マーベリックスの2試合が行なわれる。また、レギュラーシーズン最終日の5月16日(同17日)には15試合が行なわれ、NBA全30チームが今季レギュラーシーズン最終戦(72試合目)を戦う予定だ。なお、今季は新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が遅れたため、通常のレギュラーシーズン82試合制ではなく72試合制に短縮されている。
グリズリーズとスパーズは後半戦の68日間でリーグ最多の40試合、ウィザーズ、マーベリックス、ヒューストン・ロケッツは38試合を行なう予定だ。前半戦でウィザーズとグリズリーズは6試合、スパーズは5試合、マーベリックスとロケッツは3試合が新型コロナウイルスに対するリーグの安全衛生プロトコルや悪天候により延期となっている。
一方、ロサンゼルス・クリッパーズは後半戦でリーグ最少の34試合、ブルックリン・ネッツ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックス、トロント・ラプターズは35試合となっている。
後半戦の日程終了後、5月18~21日(同19~22日)にかけてプレイイン・トーナメントを行ない、5月22日(同23日)から2021年NBAプレイオフがスタートする。
プレイイン・トーナメントは東西各カンファレンスのプレイオフ第7~8シードのチームを決める順位決定戦。各カンファレンスの勝率上位7~10位の4チームで行なわれる。プレイイン・トーナメントの開催方法は以下の通り。
プレイイン・トーナメント方法
- 各カンファレンスの7位のチームは8位のチームを迎えてプレイイン・ゲーム(7~8位戦)を行なう。勝利チームは第7シードとしてプレイオフ進出。
- 各カンファレンスの9位のチームは10位のチームを迎えてプレイイン・ゲーム(9~10位戦)を行なう。敗戦チームはシーズン終了。
- 7~8位戦の敗戦チームと9~10位戦の勝利チームがプレイイン・ゲームを行なう。勝利チームは第8シードとしてプレイオフに進出する。
東西カンファレンス各8チームが出場するプレイオフは、勝ち抜きのシリーズ戦で行なわれる。1回戦、カンファレンス準決勝、カンファレンス決勝をそれぞれ4戦先勝制で実施し、東西カンファレンスを勝ち抜いた2チームがNBAファイナル(4戦先勝制)でリーグ優勝を争う。
現在行なわれている2020-21レギュラーシーズン前半戦は、3月4日(同5日)に終了予定。翌5日から9日までオールスター休暇となる。7日(同8日)にはNBAオールスター2021がジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナで開催される。