最近の試合でショットが不調だったボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、1月23日(日本時間24日)にワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたワシントン・ウィザーズ戦で見事な活躍を見せた。
テイタムは3ポイントショット14本中9本成功を含むフィールドゴール28本中18本成功、フリースロー6本中6本成功の51得点をあげた。3P成功9本は、今季マークしていた1試合7本を上回る自己最多の数字だ。
✨ 51 PTS ✨
— NBA (@NBA) January 23, 2022
A career-high 9 3PM on his way to 51 PTS...Jayson Tatum is BALLING!
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テイタムは特に先週、ショットの精彩を欠いていた。ウィザーズ戦の前まで22本中21本失敗。3P成功率は自己最低の31.1%に落ちていた。
Jayson Tatum is 1-22 from three in his last 4 games.
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ウィザーズ戦のパフォーマンスだけでは、通算の3P成功率38.0%に戻すにはほど遠い。だが、正しい方向への前進となった。
ショットだけではない。この日のテイタムは10リバウンド、7アシストも記録。116-87の大勝に貢献している。セルティックスは24勝24敗と星を五分とし、イースタン・カンファレンスの8位につけた。
ショットに話を戻そう。
テイタムは前半だけでFG14本中11本成功の31得点をマークした。だが、その後もスローダウンせず、第3クォーターにも17得点をあげ、48得点で第4Qへ。チームはテイタムに50得点を達成させようとしたが、そう時間はかからなかった。レイアップで50得点の大台を突破したテイタムは、さらにテクニカルファウルで得たFTを1本沈めて51得点とし、この日のプレイを終えている。
レギュラーシーズンでテイタムが50得点超を達成したのは3度目だ。プレイオフとプレイイン・トーナメントでも1回ずつ達成している。今季のセルティックの選手で50得点超はテイタムが2人目。ちょうど3週間前の同じ日曜日、1月2日(同3日)にジェイレン・ブラウンが50得点をあげた。
同一シーズンにセルティックの複数選手が50得点をあげたのは、1984-85シーズンのラリー・バードとケビン・マクヘイル以来となる。
原文:NBA All-Star Moment of the Night: Celtics' Jayson Tatum breaks slump with 51-point outing(抄訳)