NBAオールスター2024投票 両カンファレンスのスターターを予想

Scott Rafferty

坂東実藍 Miran Bando

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クリスマスが近づいている。つまり、オールスター投票の時期ということだ。

NBAオールスターゲーム2024の投票は12月19日に始まっており、米国東部時間2024年1月20日 午後11時59分(日本時間21日 午後1時59分)まで行われる。投票についてはこちらを参照。

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シーズンの約3分の1を消化し、どの選手が選ばれるべきなのだろうか。

ここでは、オールスターのスターターにふさわしい選手を『スポーティングニュース』の記者が予想する。

ウェスタン・カンファレンスのオールスター先発予想

  • G:シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)
  • G:ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)
  • F:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
  • F:ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)
  • C:ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)

いつものように、選出確実が予想される選手たちがいる。

ジェームズはこの年齢でこの場にいるものではないが、彼が今でもリーグで最も影響を及ぼす最高の選手のひとりであることは変わらない。インシーズン・トーナメントではレイカーズを優勝に導き、MVPを受賞した。今でも平均25得点&7リバウンド&7アシストを記録するだけの選手だ。今季はショットが自己最高クラス。そしてリーグ有数のクラッチプレイヤーであることも変わらない。

デュラントヨキッチも簡単に予想できるだろう。デュラントが今でもこれだけ優れた選手なのは、とんでもないことのようだ。今季ここまでサンズで継続的に活躍している数少ない選手のひとり。デビン・ブッカーとブラッドリー・ビールが戦列を出入りしている中で、サンズが急降下していない主な理由がデュラントの存在だ。

MVP受賞2回のヨキッチは、現在最高の選手と広く見なされている。直近のいくつかの試合がショットの数字に影響したが、試合のたびに30得点を含むトリプルダブルを達成できるようなパフォーマンスで、シーズンの3分の1を消化した時点ではMVPレースの最有力候補と言えるかもしれない。そのパスとタッチは、我々がこれまで見てきた中でも有数だ。

バックコートの予想はもう少し厄介だろう。ブッカーはもっと健康なら好まれるはずだ。ディアロン・フォックスも素晴らしい。ステフィン・カリーは間違いがない。だが、ここではギルジャス・アレクサンダードンチッチがわずかに有利と見る。素晴らしいというだけでなく、どちらも所属チームが西地区上位につけているからだ。これだけの接戦なら、チームの勝利は決め手にふさわしい。

次点:ブッカー(サンズ)、カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、フォックス(サクラメント・キングス)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)

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イースタン・カンファレンスのオールスター先発予想

  • G:タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
  • G:タイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers)
  • F:ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
  • F:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
  • C:ジョエル・エンビード(76ers)

イーストに関しても、いくつかはおなじみの名前だ。

アデトクンボエンビードは再びMVPレースの有力候補。後者は3年連続の得点王を狙えるペースで、アシストも自己最高級のシーズンとしている。そしてオールNBAレベルのディフェンダーだ。アデトクンボも平均30得点、フィールドゴール成功率60%と、これまでなかった数字を残している。

フロントコートのもう1枠をテイタムにしないのは難しい。東地区のベストチームにおけるベストプレイヤーだ。セルティックスは層が厚い。だが、テイタムがベンチに座ると違うチームになる。今のNBAで最も攻守両面に優れた選手のひとりだ。

バックコートの先発予想は、まずハリバートンが確実だろう。昨季初めてオールスターに選出され、今季はスーパースターのような活躍だ。この世代のスティーブ・ナッシュのようで、ペイサーズをリーグ最高の攻撃チームに導いている。平均25.7得点、リーグトップの12.0アシストを記録。FG成功率は51.5%、3ポイントショット成功率は43.5%、フリースロー成功率は87.6%だ。

5人目のスターターにはマクシーを推したい。ジェームズ・ハーデンがいなくなったチームで2番目のスコアラーとして台頭し、プレイをレベルアップさせている。今のマクシーの飛躍がなければ、76ersは東地区の妥当な優勝候補と見なされなくなっていただろう。マクシーはスペシャルだった。

次点:バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、スコッティー・バーンズ(トロント・ラプターズ)、ジミー・バトラー(ヒート)、デイミオン・リラード(バックス)、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)

原文:NBA All-Star Game 2024 roster predictions: Projecting starters as voting opens, from LeBron James to Tyrese Maxey(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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Scott Rafferty

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Scott Rafferty is an experienced NBA journalist who first started writing for The Sporting News in 2017. There are few things he appreciates more than a Nikola Jokic no-look pass, Klay Thompson heat check or Giannis Antetokounmpo eurostep. He's a member of the NBA Global team.

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。